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羅漢果とレヴォーグ


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横浜の稲村さんに戴いた、
3本の霧笛楼のお菓子の中で、
最後に残った「磚(せん)」を食べた。


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磚の意味は敷石らしい。

漢字は面白い。
無限に作れる文字だね。

羅漢果のエキスを練り込んだと言う。

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稲村さん、
これが一番おいしかった。

羅漢果が何か知らなかったので、
改めて調べてみた。

中国原産で生食はせず甘味成分の抽出に用いられる。
特有の強い甘みはモグロシドと呼ばれるトリテルペン配糖体で、
ヒトがエネルギー源として利用できないため、
自然派の甘味料として生かされる比較的新しい食品添加物だ。

カロリーを持たないので、
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このゴージャスなショコラグランデのベースにすると、
美味しくて低カロリーなスイーツになる。
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このパウンド生地もブランデーケーキのように美味しくて、
「磚」と良い塩梅を出していた。

ありがとうございます。
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磚を楽しみました。

同じ濃い美味しさは、
レヴォーグからも立ち上る。
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朝礼の後に平成27年のレヴォーグをピカピカに磨いた。

スティールブルーグレーメタリックの、
1.6GT EyeSight S-Styleだ。

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高効率で出力も高い、
ダウンサイジングターボエンジンが甘さの秘訣だ。

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水平対向エンジンとリニアトロニックを組み合わせ、
ACT-4式全輪駆動で大地を掛けるスポーツツアラーだ。

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ナビとリヤカメラを装備し、
ETCも付いている。


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ワンオーナーなのでカーゴルームもピカピカに綺麗だ。


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この外装色はネイチャーカラーの一つで、
アメリカにおけるラインナップに欠かせない。

現在もクオーツブルーとして君臨し、
今でも大好きな四代目レガシィの、
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アトランティックブルーパールとも繋がっている。

この色の6気筒が痺れるほど好きだ。


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ちょっとレアなグレードで、
艶の無いアルミ素地風のホイールを持つ。

これがスティールブルーグレーメタリックと、
物凄く相性が良くて磨いているうちに惚れ惚れとした。
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実はこの色の誕生前に、
ベースカラーの感想を聞かれたことがある。

2013年の正月に開催された、
東京オートサロンでのことだった。

雲野くん、
元気ですか。
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もう6年半にもなるのか。

日本の市販車に見たことが無い、
素晴らしい色調だった。

まるでアストンマーチンのようだ。

BRZに塗られる気配が皆無だったので、
なぜなのか不思議に思っていたら、
10か月後に理由が分かった。
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何とスバルが日本の国民を喜ばせるために、
満を持して投入したスポーツツアラーの専用色だった。

ショーモデルは若干ドーピングされ、
きらびやかに輝いていた。

世に出たスティールブルーグレーメタリックは、
耐候性や生産性を考え少しトーンが落ち着いていたが、
長く乗っても飽きない良い色だ。
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ブルー系はギャラクシーブルーシリカとの二本立てで、
レヴォーグ専用色のメタリックは良いキャラを持っていた。
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SUBARUが日本のために作った、
とても甘くておいしいクルマは、
ブランドステートメントの更なる構築に大きく寄与した。

その背景には綿密な戦略があった。

軽自動車生産からの撤退だ。

ミセス大鶴の徹底的な内装仕上げが終わった。
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綺麗に出来上がりましたと、
西尾君から報告があった。

「このあとテストの準備をしますので、
少し待ってください」
そう言われて、
待つ間に急激な天候の悪化が始まった。

漸く青空が見え始め、
路面も乾いたので、
気持ち良く走らせることにした。
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昔からサンバーをこよなく愛し続けてきたが、
価格だけで売れ行きが左右される分野に、
SUBARUはとても不似合いだった。

良いモノを作っても、
他社の陣取る土俵では評価が高まらない。

一部の運送業には好評でも、
それが大きな結果に結びつかなかった。

結局4気筒化が足枷になったが、
全力でやれる事をやり続けた結果だから、
悔いもないはずだろう。

その成果はどんどん現れ、
国内に新型の水平対向エンジンを、
たった10年で誕生させる原動力に結び付いた。

そして重要なパートナーを得て、
サンバーというレガシーは今も脈々と続く。

コイツがまたいいクルマなんだ。

そしてノスタルジックに浸りたいなら、
まだまだ良いクルマを手に入れる事は可能だ。
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綺麗に整ったサンバーを、
もう少し詳しく紹介しよう。
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平成19年のサンバートラック4WDは、
4WDの5速マニュアル車だ。

直列4気筒SOHCエンジンをリヤに搭載し、
フルフレームシャシーに4輪独立サスペンションを組み込んだ、
スバル伝統のドライブトレーンを持つ。
39800kmと走行も少ない。


とても奇麗で快適なサンバーだ。
ぜひ楽しんで欲しい。

明日もよろしく。

Commented by ken-bl5d at 2021-05-22 22:38
代田社長 お疲れ様です。
茨城の秋山です。

是非とも社長のお考えを聞きたいのでお願いします。

豊田章男社長が水素エンジン車による24時間耐久レースをカーボンニュートラル対策の一貫として富士スピードウェイでチャレンジされます。

そこで…です!スバルの水平対向エンジンも同様に可能なら、EV等の路線に並行して水平対向エンジンを今後も残して、当然インフラの問題は大きいですが、内燃機関エンジンの良さ可能性を残せるのならとても素晴らしいと思いますが、いかがでしょうか…宜しくお願い致します。
Commented by b-faction at 2021-05-23 10:03
秋山さん、こんにちは。レースという過酷な場で水素エンジンを使う以上、安全性に相当な自信があるのでしょうね。SUBARUでは無理だと思います。まず危険性が払拭できません。そんな危ないものを当社の工房に入れたくないのが本音です。水素は通常、気体の状態で空気中に存在しません。作って取って置くものが爆発の危険を伴います。ロケットのように大気圏外に出るようなシロモノではないので、クルマにはガソリンや軽油のような、安定したエネルギー効率の高い燃料が好ましいです。
Commented by ken-bl5d at 2021-05-23 13:13
秋山です。そうですよね!

今はあくまでも選択肢の一つとして安全性を考えた実験段階で、市販の可能性を調べていると思います。

SUVの ソルテラが発売された後でも急激な EV化にはなら無いと思いますが、水平対向エンジン車が今後も存続して欲しいと思っております。
スバルらしさに対する考え方を少しずつ、少しずつ考え受け入れる必要性を感じています。
ありがとうございます。
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by b-faction | 2021-05-22 22:00 | Comments(3)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction
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