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技術枯渇

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PGM自らが「戦闘力」を考えて作ったと言った。

確かに戦闘力あるよね。
そのまんま背の高いWRXだからね。
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WRXの昇華形「22B」ミーティングから、
早一か月が過ぎようとしている。

児玉さんに戴いた、
博多銘菓を食べた。

特徴ある柔らかい味で、
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強い甘みを持つのに気にならない。

松下さんに戴いた、
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フィナンシェはまだ手つかずで出番を待つ。
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日持ちする、
あるいは持たないモノを管理し、
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おやつを皆で楽しんでいる。

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駒ケ根の山本さんから戴いた、
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カントリーマアムは信州巨峰を先に戴いた。
ホロホロと崩れてきて、
歯触りの良い味だった。

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神奈川の前田さんに戴いた、


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レモンケーキもユニークだ。

先日朝霧さんから戴いた、
レモンケーキとは対照的だ。
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その土地で採れる逸材を活かし、

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レモンピールを練り込むと言う大胆な手法で作られている。
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確かに記憶に残る。

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記憶に残ることは大切だ。

皆さん本当にありがとうございました。
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まだこれからも彼女のコントロールで、
美味しいお菓子を毎日楽しめそうだ。

漸くコントロールできる環境になり、
熊本の江口さんにお譲りしたBLEの整備が佳境に入った。
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素直なこの子は遠方に行くが、
楽しいお付き合いの輪が広がりそうで嬉しい。

北は北海道までお客様がいらっしゃるが、
南は意外に縁がなく博多より南のお客様は初めてかもしれない。

江口さん、
もうしばらくお待ちください。

記憶に残ることは大事で、
スーパー2ストロークエンジンから、
時系列に沿って少し遡ってみた。

昨日のブログで取り上げた、
1989年の第28回東京モーターショーでは、
スバルの持つ将来技術が爆発的に現れた。

ところがその後の2回、
すなわち4年間は明らかに技術が枯渇していた。

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アマデウスを作ってはみたものの、
3ドアでは実現の可能性は低かった。
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29回東京モーターショーの出展車は、
「花子」や「竜馬」など確かに面白くはあったが、
全て張りぼてのデザインに過ぎず、
技術的なアピールは全く無かった。

続く第30回も悲惨だった。
誕生したばかりの二代目レガシィをアピールしすぎて、
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他は手薄になった。

この透視図を凝視しても、
パワートレーンのキモは見えず、
アナウンスメントも頼りない。

後のリッターカー構想を予感させる、
かわいらしいデザインスタディに、
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美的価値や驚異的な性能を感じられず、
薄っぺらさばかりが際立って、
欲望の対象になり得なかった。

ところが、
モータースポーツにおける成果が出始め、
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念願のレガシィによるWRC初勝利を達成し、
ショー直前に開催されたフィンランドラリーで、
満を持して投入したインプレッサWRXが、
よもやのデビューウインを飾りかけた。

ここから世界を舞台に栄光を重ねていく。

そして昨日書いたように、
技術枯渇のイメージは消え失せ、
このモーターショーで怒涛のような展開を見せた。

昨日伝えた超リーンバーンエンジンと、
ハイトルク縦置きCVTに留まらず、
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初めてエクシーガの名と共に、
多人数乗りの開発を公表した。
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しかもパワートレーンを劇的に見直した。
4WDの性能を最大限に発揮させつつ、
6気筒搭載で長くなる構造を、
フロントデフの位置を見直す大変更で短縮している。

もしかすると、
新しい電動化の際に、
このデザインが復活するかもしれない。

そして待ち焦がれれていた新世代の中間車を公表した。
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初代レガシィベースの、
新型SUVも登場した。

この時点ではインプレッサのフルモデルチェンジは見送られ、
このクルマに置き換わる予定だった。

何とその遥か後にデビューした、
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プレオの原型まで見せている。
それもハイブリッドシステムを組み込んだ、
軽では無いコンパクトなクルマとして。

しかし勢い余って、
とんでもない「へま」もやった。
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基本的に忖度はあるべきだと思っているが、
スバルが徳さんに与えた忖度は露骨過ぎた。

稀代の大失敗だ。
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これではとてもショーモデルと呼べるレベルではなく、
見る者が見たら誰でも「すのウラ」を読んだはずだ。

あまりにあざとく目を疑ったが、
徳さんが悪い訳ではない。

何しろウインドウズ95が出た年だ。
あの頃はまだ紙文化が全盛期で、
小説ではなく自動車関連の書籍がベストセラーになった。

それが意味したことは、
ヒョウロンカではなくベストセラー作家であり、
非常に大きな権威があった。

この年にお目に掛る機会があり、
講演会をお願いしたところ、
当時のギャラは「100万円」が相場だった。

講演会後の懇親会には、
どういう訳か運営側の幹事が、
徳さんの取り巻きまで懇親会場に呼んだ。
詩人だモデルだなど、
見たこともない人間が当たり前のように席に座り、
独特のサロンが出来上がった。

ところがそれに違和感を感じさせない、
何とも徳さんらしい「徳」があったな。
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まあ、似たような事をスバルもやっただけで、
決して悪気があったわけじゃないが、
後から見ると若気の至りで恥ずかしい事って、
誰だって皆持ってるよね。

スバルも若かったてことだ。

若かったと言うのは、
レガシィの誕生と成功で築いた、
全く新しいステージに立ったばかりだったと言う意味さ。

レガシィでワンクラス上のクルマメーカーになり、
インプレッサで国際的に認知されるメーカーになり、
フォレスターで登録車三枚看板を維持し、
ピンポイントでトヨタと対峙できるメーカーになった。
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そして、
この後ろ姿を追って、

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二代目フォレスターが誕生し、
今に繋がる盤石な体制を築いた。
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フォレスターも欧州で高く評価されるクルマになり、
グローバルで最も売れるクルマに成長した。

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本当に可愛い奴だ。
皆で舐めるように磨いてやると、

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とても嬉しそうに尻尾を振った。

そんな風に感じさせる、
生き物らしいクルマなんだ。

「早く行こう!」とせがまれるような気持ちにさせる、
とてもニクイ相棒だよ。


スバルって良いよね。

ちょっと他のクルマと違う。

常に他と違う事をやり、
他と競いながら自らとも競い合う。


「スバルが好きだからスバリスト」
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とてもいい響きだ。
京都から新たなスバリストが来訪された。

山根さんにSTI Sport#をご注文いただいき、
息子さんと一緒に来訪された。

将来のスバリストではなく、
既に彼はスバリストで、
辰己さんにあこがれてSTIに入社を希望している。

既にSTIの専門書を、
毎日熟読している。

ショールームでも勉学に励む様子を見せ、
クルマに囲まれて至福の表情だった。

STIにはこんな素敵なファンが多い。
将来は明るいぞ。

Commented by 江口 at 2020-10-17 00:14 x
代田社長様、色々とわがまま聞き入れて頂き感謝です。大宮様の丁寧な対応に甘えて度々メールをやり取りして頂いてますm(_ _)m
ご丁寧な整備状況の進捗も聞いています。私も機械を売る仕事なので中津スバルさんのご対応には学ぶべき所が多々あります。

ただただゆっくりと楽しんで待ちします。この時間も幸せです。

BLEの最新画像を肴にお酒呑みます。
Commented by b-faction at 2020-10-17 08:22
江口さん、おはようございます。こちらこそお待たせしてすみません。進み具合をまたお知らせします。完成後はテストしますのでお楽しみに。
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by b-faction | 2020-10-16 22:00 | Comments(2)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


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