原点回帰のインプレッサGH2からSK型最新フォレスターを臨む
2018年 05月 20日
この平成20年のインプレッサは、
ライトニングレッドが似合う15Sだ。
Gパッケージなので、
フォグランプがついている。
本革巻のステアリングホイールとセレクトレバー、
オートエアコンを装備し快適性も万全。
UVカット機能付き濃色ガラスが、
リヤドアとリヤクオーター、
リヤゲートにまで組み込まれた。
ちょっと磨きさえすればピッカピカになる。
他のメーカーより比較的強靭で、
樹脂の部分を除けば色褪せが少ない。
粘りが強く一旦ついて濡れるとなかなか取れない。
開く所は裏側から磨いてやると良い。
EL15型水平対向4気筒DOHC16バルブAVCSエンジンを搭載し、
等長等爆エキゾーストシステムを持たせることで軽快な走りを実現した。
効率の良いE-4ATと、
Info-Ecoモードで燃費も良好だし、
高回転まで気持ち良く吹ける特性を生かせば、
かなりのハイスピードで快適な移動も可能だ。
新環状力骨構造ボディとデュアルSRS&ABSで、
2次安全性能もトップクラスだ。
【車名】
SUBARU IMPREZA 15S
【駆動方式】
FWD(前輪駆動)
【型式】
DBA-GH2
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4415×1740×1475
ホイールベース(mm):2620
トレッド前/後(mm):1505/1510
最低地上高(㎜):155
車両重量(kg):1260
最小回転半径(m):5.3
乗車定員 5名
【エンジン】
EL15/水平対向4気筒1.5L DOHC16バルブ AVCS
内径×行程(mm):77.7×79.0
圧縮比:10.1
最高出力kW(PS):81(110)/6400rpm
最大トルクN・m(kgf・m):144(14.7)/3200rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
スポーツシフトE-4AT
【ステアリングギヤ比】
15.0:1
【燃費】
16.6km/l (10・15モード)
面白い因果関係がある。
最新のフォレスターを知る上でのネタになるので、
是非知っておくと良いだろう。
開発が始まった時は一人のPGMが仕切っていたが、
前述したように森さんはWRXの開発に専念する事になった。
WRX以上に重要なポストを占める、
ベーシックカーの開発に失敗は許されない。
そこで新たなPGMとして、
竹内さんに白羽の矢が立った。
その頃彼は開発がほぼ終わりかけていた、
SH型フォレスターのPGMだった。
次期型フォレスターを急遽部下の市川さんに託し、
GH型インプレッサの開発に心血を注いだ。
こうして2頭立て馬車の開発体制が整い、
盤石の態勢で商品化がすすめられた。
竹内さんはその手腕を大いに評価され、
次の四代目インプレッサも引き続き大役を担い、
スバル初のHEV開発を成功させた。
もう一方のGH型インプレッサの大規模改良では、
現商品企画部長の臺卓治さんがPGMを務め、
リヤサス剛性の大幅な見直しにより、
三代目インプレッサを劇的に性能向上させ、
その上XVもグローバルにリリースさせ栄光の幕引きを飾った。
その臺さんが現行フォレスターのPGMを務め、
ここ10年で最も成功したフルモデルチェンジとして、
SUBARUの歴史に残る大成功を収めた。
その彼が監修する下で、
阿部PGMが現行インプレッサを開発し、
布目PGMが次期フォレスターを開発した。
だからどんな出来栄えなのか、
予想するのはたやすい。
ろくにクルマも見ずに3台注文した理由は、
彼等の過去に積み上げた実績を知るからだ。
これが最初のカタログだ。
同じクルマが試乗車になる予定だ。
いよいよ配布を始めたので、
希望があれば是非ご来店いただきたい。
ただし心配な要素が無いわけでは無い。
SUBARUの開発環境は随分変わる。
彼等が好きにやってた頃は、
日月さんが開発のトップにいた。
このような人は、
世の中にそう簡単に生まれない。
日月丈志
飛行機が元々専門で、
百瀬晋六のDNAを直接引き継ぐ最後の男だろう。
アメリカも良く知っている。
今の米国好調の基礎ともいえる、
アウトバックは彼が考えたSUVだ
こんな男はそう簡単に現れない。
だからその人がスバルを去るのが本当に惜しい。
役は人を作るという。
なので臺さんも優れた商品開発をしているに違いない。
しかし偉大なオトコが抜けた穴を、
何でどう埋めるのか暫く試練が続くかもしれない。
そんな事を振り返りながら、
大好きな前輪駆動のインプレッサを見ていたら、
無性に乗りたくなってしまった。
真紅のインプレッサもズシリとハートに突き刺さった。
いよいよ本格的にソリッドレッドの潮流が高まるかもしれない。
きっかけは最新型のインプレッサだ。
特にXVは赤が良く似合う。
これからのトレンドに注目しよう。
Commented
by
hanaemon1234
at 2018-05-21 11:07
x
おはようございます。
私の場合、クルマ選びで色や形は重要です。レガシィに乗る前はいすゞ車に乗っておりました。FFジェミニ・ピアッツァイルムシャーと乗り継いで結婚を機にBDに替えました。スバル車でデザインが好きなクルマは、BG/BD,BP/BL,GH辺りです。色は暗めのカラーに風景が映り込む感じが好きです。白やシルバーはちょっと・・・といった感じです。黄色や赤も嫌いではありません。ただ、日本車の赤はスカッと鮮やかなカラーが少ないので綺麗でスカッとする赤を出してほしいです。
仕事でお供させて頂いております方は、建設会社の創業者です。工事だけでなく技術開発もされています。いい方なのですが、猪突猛進で周りは振り回されることもありますが、理想を追求し、出来るかわからないことにチャレンジするには、それくらいパワフルな親分でなければできないでしょう。
10年以上前ですが、百瀬晋六さんの甥、という方にお会いしたことがありました。写真で拝見する百瀬晋六さんを少しマイルドにしたようなロマンスグレーの紳士でした。
取り留めない文、失礼しました。
私の場合、クルマ選びで色や形は重要です。レガシィに乗る前はいすゞ車に乗っておりました。FFジェミニ・ピアッツァイルムシャーと乗り継いで結婚を機にBDに替えました。スバル車でデザインが好きなクルマは、BG/BD,BP/BL,GH辺りです。色は暗めのカラーに風景が映り込む感じが好きです。白やシルバーはちょっと・・・といった感じです。黄色や赤も嫌いではありません。ただ、日本車の赤はスカッと鮮やかなカラーが少ないので綺麗でスカッとする赤を出してほしいです。
仕事でお供させて頂いております方は、建設会社の創業者です。工事だけでなく技術開発もされています。いい方なのですが、猪突猛進で周りは振り回されることもありますが、理想を追求し、出来るかわからないことにチャレンジするには、それくらいパワフルな親分でなければできないでしょう。
10年以上前ですが、百瀬晋六さんの甥、という方にお会いしたことがありました。写真で拝見する百瀬晋六さんを少しマイルドにしたようなロマンスグレーの紳士でした。
取り留めない文、失礼しました。
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b-faction at 2018-05-21 16:20
hanaemon1234さん、なるほど、どちらかというとバタ臭いデザインがお好きですね。僕もそうです。特にイタリアンな味ですね。ジウジ野郎、オリビエ無礼、ザパさん(笑)がお好きなんですね。まさに傾向が見て取れます。SUBARUは定期的に外国の血を入れないと生き残れないのです。
by b-faction
| 2018-05-20 22:00
|
Comments(2)