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内燃機関に蕩ける

気持ちの良い甘さが魅力だろう。
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福井の味には偽りがない。
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これが胡麻豆腐だと、
書いてなければ解らない。

歯ごたえも良いし、
ぜんざいの上に更に載せる甘さのバランスが絶妙で、
それに輪をかけて砕けた小豆が舌の上で踊り狂う。

宮山さんに戴いた、
数々のお菓子、
本当に感動しながらいただきました。
イベント後の大きな行事が「掃除の日PARTⅡ」だった。

しかし休日と言う事もあり、
いつもより集中して短時間で終える必要があった。

そこで工房に集中し、
一気にたまった汚れを綺麗に拭い去った。

工房の片隅に、
整備が終わった草刈機が並んでいた。
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2ストロークエンジンを搭載したマシンなので、
シーズンごとに点検清掃しないと不調になる。
整備が終わったと言っても、
掛け方にコツがいるので誰でも簡単に使えるわけでは無い。
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エンジンが一旦掛かれば、
その後はご機嫌だが、
バランスを崩すと復帰にちょっと手間取る。
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一台は刃を持つ。

もう一つは樹脂のケーブルを高速回転させ、
木っ端微塵にするタイプだ。
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掃除が終わるまで外に出した。
まだ始動点検が尾を合っていないので、
このまま持ち出すのは不安だ。
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2ストの草刈り機を使うと、
電気自動車のマイナス面が痛いほどわかる。

完全な電化と聞くと未来性を感じるが、
果たして現実はどうなのか。。

バッテリーパックを繋いで置くだけで、
簡単にエネルギーチャージできる。

電気にはクリーンなイメージも強い。
どのように電気を作るのかは棚上げして、
目先の排出物も一切無いし、
持ち運ぶ感覚も皆無だ。

それに対して、
内燃機は厄介だ。
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エンジンを掛け損なうと大変だ。

排気ガスが出るし喧しい。

燃料の補給も必要だ。

たが、
内燃機は凄い。

軽量で高レスポンス。

そして堪らなく良い音がする。
嗅ぎなれた者には、
エンジンオイルの焦げる匂いと共に、
排気管から放散されるガスが、
余りにも香ばしく感じる。
だから、
内燃機の魅力は尽きない。

だから整備する環境も常に整え、
最高の状態で維持管理するよう心掛けている。

整備環境だけでは不十分で、
周りの自然環境と調和させることも欠かせない。

生き物が自然に工房に入るのは、
調和している証だろう。

掃除の日Ⅱの朝、
まず全員で工房から備品を移動した。

効率を高めるため、
ギャラリーに繋がる通路を利用し、
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隙間なく並べた。
ここから二班に分かれ別々の仕事をこなしてゆく。
一方は備品自体の汚れを綺麗に取り除く。
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仕事柄どうしても油煙や防錆塗料の飛沫が付着し、
知らないうちにしつこい汚れに憑依されるが、
放置さえしなければすぐ綺麗になる。

だから洗剤やケミカル品を使い定期的な掃除をすることで、
ただ綺麗になるだけではなく、
確実にモノの寿命も延びる。
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床を丁寧にブラッシングして、
水を切りその上からクリーナーで吸い取る。
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備品が無いとフロアの広さを実感できる。
明るい色に塗ったのは、
汚れを放置しないための策略だが、
なかなか理解されるまで時間がかかった。

二か所にあるピットの中も掃除する。
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まず検査ピットを綺麗に洗った。
そして汚れやすいオイルピットから、
廃油回収機を外に出して清掃した。
内部を同じように綺麗に整え、
廃油回収機を元通りにした。

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リフトの周囲は特に念入りに洗う。
こびり付いた汚れを落とし、
水分を残らず吸引する。
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水回りも重要なポイントだ。

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壁面を高圧洗浄機で綺麗に洗って、
バケツなどの表面を洗剤で綺麗に整える。

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シンクの中をたわしで洗い、
仕上げにメラミンフォームを使って汚れを取る。

備品の補充や改廃もこのチャンスに進める。

同様に汚れやすいオイル庫も、
専任者を決めて綺麗に清掃する。
オイルが漏れると環境に大きな被害を与えるので、
日頃から注意が必要な場所だ。
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掃除機も大活躍するので、
最後に丁寧に洗って点検する。

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自動車並みにエアクリーナーを持つので、
外して隅々まで綺麗に洗う。

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こうして清掃を終え、
備品を基に戻す。
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土曜日なので来客の予定が詰まっていたので、
ほとんどの社員はここで作業を終えた。

外の作業はまたの機会に伸ばしたが、
唯一やっておかねばならない仕事があった。

インプレッサハウスでやり残した、
周辺の草刈りだ。
そこで2機の草刈機をサンバーダンプに積み込んだ。
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これで下準備は完了だ。

インプレッサハウスに軽トラで移動して、
早速回転刃の草刈機で大物から刈り始めた。

電動式に比べ何が一番違うのかと言うと、
パワーユニットの重量だ。

単純にモーターだけなら僅かに思い程度かもしれないが、
バッテリーを含めると電動式の方が大幅に重い。

燃料のタイプと比べ、
エネルギー密度が違うので、
時間と体力消費の面で、
圧倒的に燃料型が有利になる。

夢中になって草を刈った。
それはそれは面白い。

電動式は排気ガスも無いし、
逆転機能があるから草が絡みついてもすぐ解き放てる。

電池が切れたら予備と交換するだけだ。

凄く便利で重宝していたが、
やっぱりガソリン式にとってかわることは難しい。

理由はレスポンスだ。
エンジン始動のコツさえつかめば、
下から上までビンビン回る。

要するに使い分けだ。

芝を刈るような軽微な仕事なら、
リチウムイオン電池の草刈機の方が重宝する。

伸びた野草を相手に、
パワフルに効率よく短時間で刈るなら、
ガソリン式がふさわしい。

燃料の残りがはっきり分かるのも良い。

電池の残量は、
目安と勘に頼るしかないが、
ガソリンの量は一目瞭然だ。

時間を忘れそうになったところに妻が来た。

お客様の来訪を伝えるために。
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長野市から村田さんがいらっしゃった。
愛機BLEのリフレッシュを承った。

シュンと回る内燃機の魅力は、
この水平対向6気筒エンジンに昇華して現れている。

シュンと回るエンジンを、
軽いクルマに組み合わせると、
時にとんでもない味を発揮することがある。
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ようやくブレーキの整備が終わり、
残す問題はエアコンガス漏れの原因究明だけになった。

置いておくだけで抜けてしまうのだが、
何をやってもガスが漏れた痕跡を示さない。

いよいよ6年ぶりに全開走行させる。
蘇った姿をレポートしたい。

お楽しみに。

Commented by toru911 at 2017-08-21 09:06 x
BF5D VZtypeRを明石SUBARUで購入し、乗って帰る際、『先生』と呼ばれるお得意様がSVXに乗り満面の笑みで登場。
いつも一番いい車を買って下さる。とスタッフの方がおっしゃっていました。
何て綺麗な車なんだろうと見送ったシーンを今でも思い出します。
Commented by b-faction at 2017-08-21 09:47
toru911さん、僕からAX9の新車を買ってくださったお得意様もそんな方の一人でした。ガンで早逝されたのが本当に残念でした。今でも当時の事を鮮明に思い出します。
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by b-faction | 2017-08-20 22:30 | Comments(2)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


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