BRZで凍結路面を安全に走る。
2013年 01月 24日
こういう食べ物が体を癒やす。
出張で外食が続くと、
デトックスしたくなる。
この日の蕎麦前はご覧の通り。
そそられるモノばかりだ。
まず「タツクリ」から頂こう。
もう20年以上「おせち料理」を食べていないので、
こういう機会が嬉しい。
次は粕漬けのセロリ。
これがまた非常に美味しい。
セロリと甘い酒粕のコンビネーションは芳香が軽く鼻腔を駆け抜けとても美味だ。
ワラビと蒟蒻の煮付けも絶品だ。
そして最もデトックスさせてくれるのが「スンキ」だ。
出汁を豊かに蓄えた鉄鍋が現れたら、
火力を最高にして煮えたぎらせる。
そこに一味唐辛子を嫌と言うほどぶちまける。
開田の人でも滅多にやらない代田流のオリジナル。
乱暴な食べ方なので、
素人は決して真似しないように。
蕎麦前がなぜ必要なのか。
注文を受けてから打つためだ。
蕎麦を食べるための椀がある。
そこにスンキを汁ごと入れてネギを振り、
しばしの間楽しむ。
塩分取り過ぎと叱られそうだが、
そんなことは知ったことでは無い。
「病み付き」という奴だ。そして更に良いことに
なぜかおなかの調子が物凄く良くなる。
後述するが特殊な食べ方の蕎麦だ。
この不思議なキノコ「かやしめじ」が美味しさの秘密だ。
カラダが欲するモノを、
気持ちの良いクルマで求めに行く。
最高のデトックスだ。
BRZは4WDじゃないから雪道で滑るので買わない。
とか
FRは冬に不自由する。
などという寝ぼけたことを言っている諸君。
実体験を通じた「冬のスポーツカーライフ」を紹介するので、是非参考にして欲しい。
真冬のやまゆり荘。
露天風呂は最高の湯加減だった。
かすかな塩味の温泉に浸かる。
カラダから何かが抜け出ていく。
温泉を飲むと腹の中でダンスが始まる。
これも大切なデトックスの一環だ。
岐阜へ「きゅうはち」と出張したのが火曜の午後。
そこから横浜に向かって新東名を激走。
翌日、中央自動車道経由で開田高原に移動。
中津川に木曜の午後戻った。
今回の走行距離は800㎞を超した。
極めて快調。
極めて快感。
新世代FRスポーツとウインタースポーツラジアルは、
冬のスポーツカーライフを演出する最高のパートナーだ。
何事も百聞は一見にしかず。
これから紹介しよう。
久しぶりに二宮さんに撮影をお願いした。
ところでこれは彼の愛用するタバコだ。
紙巻きタバコからパイプにチェンジしてかなり経つ。
コンビニで売っているJTのタバコとは違って、
吸うのに手間がかかる。
しかし香りも良いし、何しろ経済的らしい(笑)
ヘビースモーカーだった祖父のおかげで
愛煙家にならずに済んだ。
が、
毒のあるモノは大好きさ。
タバコには毒がある。
だから人を惹きつけるのだ。
以前、会社の周りで草刈りをして、
集めた草を強引に燃やしたら
緑がかった白い水蒸気を含む煙がもうもうと立ちこめた。
この時、言いようのない良い香りが燻蒸し驚いたことがある。
何かいけない草でも自生していたのだろうか。
人類は数多くの経験の中で、「燃えている煙」を偶然吸い込み
それを「旨い」と気付いた。
二宮さんが入れてくれるコーヒーは
絶品だ。
何も入れず香りを楽しみながら頂く。
よく考えてみると、タバコというモノは、
ブラックコーヒーの味と香り楽しむように
「素」の味わいをたしなむ。
袋の中にはイメージとは異なるタバコの世界があった。
ドイツでコーヒーや紅茶を売るようにタバコや葉巻を売る店を見た。
まだ本当に美味しいタバコの世界を知らないのかもしれない。
日本で子供の頃から農薬だらけのタバコの葉で作られた「箱入り製品」だけを、
真のタバコと信じていた。
それが「あたりまえ」では無いのなら、
これまで持っていた「タバコ嫌い」を少し見直す必要もあろう。
極めて上品に
紳士的にたしなむのなら
無農薬で無添加の、
「本当に美味しいタバコ」を知るのも悪くない。
「逸品」を知るために、
この嗜好の世界へ一度足を踏み入れても良いと思った。
タバコ嫌いで通してきたが、
FRスポーツカーの神髄を知り、人に勧める以上、
そのような柔軟性を「真のタバコ」対しても持つべきだろう。
冒頭の蕎麦の話に戻そう。
この日、最高の蕎麦を味わった。
なぜこれほど美味いのか。
蕎麦アレルギーを持つ人にとって、
こいつは命を奪うほどの毒物だ。
この手打ち蕎麦の薫りには
また格別な魔力がある。
だから、まずはじめに何も付けず「素」で味わう。
この時、鼻腔の奥深くで感じる、
愛する蕎麦の匂いが、
自分の中にある日本人の野生の感覚を呼び起こし、
デトックスに繋がる。
全部「素」で食べては、
「あるじ」の機嫌を損ねる。
寒い地域で蕎麦を愛するために生まれた特別の食べ方が、
「とうじそば」だ。
蕎麦を適量取り
この小さな「ざる」に入れ、
汁の中をさっとくぐらせる。
先ほどの椀に入れ、
好みで汁を上から掛けるもよし。
そのまま頂くもよし。
ネギを添えるもよし。
好きなように好きなだけ頂くのだ。
汁が残っても、こいつが登場する。
見ただけで心の中は「イヒヒヒヒ」と歓喜の渦が嵐のようだ。
なので、はしたないがふたをめくる。
もう、どうにでもして欲しい。ちょっと理性を失いそうだ。
そば湯を煮詰まった汁に注ぎ込むと
美味さとミネラルと毒が竜巻のように「栄養」に姿を変える。
「塩分が体に毒だ」と母の言いつけが耳の奥で聞こえるが、我慢できない。
同じようにクルマにも我慢出来ない「毒」がある。
更に言うと「毒の少ないクルマ」には興味がわかない。
きゅうはち様のご機嫌を伺いながら、
「ちょっと試すぞ」と蹄の様子を確認。
雪が降った上、雨で凍てついた開田高原。
新世代FRスポーツカーの威力を見せてやる。
辺り一面バリバリで大変なことになっている。
「ここは上れないでしょう。
FFのキューブでもこの辺りでスタックしちゃいましたよ」
という二宮さんに、
「FFでも重量配分が悪いとお手上げになるんです」
「きゅうはち」を走らせながら、
周りを見ると雪でベンチも埋まっている。除雪車が来なければ道路も駐車場もこんな具合だ。
二宮さんが上れないというのも無理は無い。
ちょっと外に出てもらって
証拠写真の撮影にご協力いただいた。
絶対にラクラクと坂を昇ってみせる。
車内から見ると、
良く解るが
かなりの傾斜だ。
そこをいとも簡単に上る。
「コツ」は必要だが、
基本的な知識と、経験を積めば大丈夫。
ちゃんと無事に登り切る。
手前味噌だが、
マフラーの目立たないリヤスタイル、
これはこれで良くないか。
とっても気に入っている。
二宮さん、寒い中ご協力ありがとうございました。
「素」の状態でBRZを楽しんでいるから出来る芸当だ。
雪や氷で轍が出来ても何のその。
その上、除雪して完全にドライになったターマックの走り心地は最高だ。
アルミホイールでは無くスチールを使って効果に驚く。
高い剛性のタイヤとスチールホイールのしなりが絶妙だ。
繰り返すが
サマータイヤならアルミと組み合わせ軽量化を極めるのが正しい。
だが中途半端なアルミより純正の軽量なスチールホイールなら、
冬のスポーツカーライフに十分適応する。
白川の氷柱群が順調に育ち、
淡いブルーに輝いていた。
こういうウインターシーズンに靴を履き替えるようにスポーツタイヤを選ぶ。
最高の時を過ごせることだろう。
出張で外食が続くと、
デトックスしたくなる。
この日の蕎麦前はご覧の通り。
そそられるモノばかりだ。
まず「タツクリ」から頂こう。
もう20年以上「おせち料理」を食べていないので、
こういう機会が嬉しい。
次は粕漬けのセロリ。
これがまた非常に美味しい。
セロリと甘い酒粕のコンビネーションは芳香が軽く鼻腔を駆け抜けとても美味だ。
ワラビと蒟蒻の煮付けも絶品だ。
そして最もデトックスさせてくれるのが「スンキ」だ。
出汁を豊かに蓄えた鉄鍋が現れたら、
火力を最高にして煮えたぎらせる。
そこに一味唐辛子を嫌と言うほどぶちまける。
開田の人でも滅多にやらない代田流のオリジナル。
乱暴な食べ方なので、
素人は決して真似しないように。
蕎麦前がなぜ必要なのか。
注文を受けてから打つためだ。
蕎麦を食べるための椀がある。
そこにスンキを汁ごと入れてネギを振り、
しばしの間楽しむ。
塩分取り過ぎと叱られそうだが、
そんなことは知ったことでは無い。
「病み付き」という奴だ。そして更に良いことに
なぜかおなかの調子が物凄く良くなる。
後述するが特殊な食べ方の蕎麦だ。
この不思議なキノコ「かやしめじ」が美味しさの秘密だ。
カラダが欲するモノを、
気持ちの良いクルマで求めに行く。
最高のデトックスだ。
BRZは4WDじゃないから雪道で滑るので買わない。
とか
FRは冬に不自由する。
などという寝ぼけたことを言っている諸君。
実体験を通じた「冬のスポーツカーライフ」を紹介するので、是非参考にして欲しい。
真冬のやまゆり荘。
露天風呂は最高の湯加減だった。
かすかな塩味の温泉に浸かる。
カラダから何かが抜け出ていく。
温泉を飲むと腹の中でダンスが始まる。
これも大切なデトックスの一環だ。
岐阜へ「きゅうはち」と出張したのが火曜の午後。
そこから横浜に向かって新東名を激走。
翌日、中央自動車道経由で開田高原に移動。
中津川に木曜の午後戻った。
今回の走行距離は800㎞を超した。
極めて快調。
極めて快感。
新世代FRスポーツとウインタースポーツラジアルは、
冬のスポーツカーライフを演出する最高のパートナーだ。
何事も百聞は一見にしかず。
これから紹介しよう。
久しぶりに二宮さんに撮影をお願いした。
ところでこれは彼の愛用するタバコだ。
紙巻きタバコからパイプにチェンジしてかなり経つ。
コンビニで売っているJTのタバコとは違って、
吸うのに手間がかかる。
しかし香りも良いし、何しろ経済的らしい(笑)
ヘビースモーカーだった祖父のおかげで
愛煙家にならずに済んだ。
が、
毒のあるモノは大好きさ。
タバコには毒がある。
だから人を惹きつけるのだ。
以前、会社の周りで草刈りをして、
集めた草を強引に燃やしたら
緑がかった白い水蒸気を含む煙がもうもうと立ちこめた。
この時、言いようのない良い香りが燻蒸し驚いたことがある。
何かいけない草でも自生していたのだろうか。
人類は数多くの経験の中で、「燃えている煙」を偶然吸い込み
それを「旨い」と気付いた。
二宮さんが入れてくれるコーヒーは
絶品だ。
何も入れず香りを楽しみながら頂く。
よく考えてみると、タバコというモノは、
ブラックコーヒーの味と香り楽しむように
「素」の味わいをたしなむ。
袋の中にはイメージとは異なるタバコの世界があった。
ドイツでコーヒーや紅茶を売るようにタバコや葉巻を売る店を見た。
まだ本当に美味しいタバコの世界を知らないのかもしれない。
日本で子供の頃から農薬だらけのタバコの葉で作られた「箱入り製品」だけを、
真のタバコと信じていた。
それが「あたりまえ」では無いのなら、
これまで持っていた「タバコ嫌い」を少し見直す必要もあろう。
極めて上品に
紳士的にたしなむのなら
無農薬で無添加の、
「本当に美味しいタバコ」を知るのも悪くない。
「逸品」を知るために、
この嗜好の世界へ一度足を踏み入れても良いと思った。
タバコ嫌いで通してきたが、
FRスポーツカーの神髄を知り、人に勧める以上、
そのような柔軟性を「真のタバコ」対しても持つべきだろう。
冒頭の蕎麦の話に戻そう。
この日、最高の蕎麦を味わった。
なぜこれほど美味いのか。
蕎麦アレルギーを持つ人にとって、
こいつは命を奪うほどの毒物だ。
この手打ち蕎麦の薫りには
また格別な魔力がある。
だから、まずはじめに何も付けず「素」で味わう。
この時、鼻腔の奥深くで感じる、
愛する蕎麦の匂いが、
自分の中にある日本人の野生の感覚を呼び起こし、
デトックスに繋がる。
全部「素」で食べては、
「あるじ」の機嫌を損ねる。
寒い地域で蕎麦を愛するために生まれた特別の食べ方が、
「とうじそば」だ。
蕎麦を適量取り
この小さな「ざる」に入れ、
汁の中をさっとくぐらせる。
先ほどの椀に入れ、
好みで汁を上から掛けるもよし。
そのまま頂くもよし。
ネギを添えるもよし。
好きなように好きなだけ頂くのだ。
汁が残っても、こいつが登場する。
見ただけで心の中は「イヒヒヒヒ」と歓喜の渦が嵐のようだ。
なので、はしたないがふたをめくる。
もう、どうにでもして欲しい。ちょっと理性を失いそうだ。
そば湯を煮詰まった汁に注ぎ込むと
美味さとミネラルと毒が竜巻のように「栄養」に姿を変える。
「塩分が体に毒だ」と母の言いつけが耳の奥で聞こえるが、我慢できない。
同じようにクルマにも我慢出来ない「毒」がある。
更に言うと「毒の少ないクルマ」には興味がわかない。
きゅうはち様のご機嫌を伺いながら、
「ちょっと試すぞ」と蹄の様子を確認。
雪が降った上、雨で凍てついた開田高原。
新世代FRスポーツカーの威力を見せてやる。
辺り一面バリバリで大変なことになっている。
「ここは上れないでしょう。
FFのキューブでもこの辺りでスタックしちゃいましたよ」
という二宮さんに、
「FFでも重量配分が悪いとお手上げになるんです」
「きゅうはち」を走らせながら、
周りを見ると雪でベンチも埋まっている。除雪車が来なければ道路も駐車場もこんな具合だ。
二宮さんが上れないというのも無理は無い。
ちょっと外に出てもらって
証拠写真の撮影にご協力いただいた。
絶対にラクラクと坂を昇ってみせる。
車内から見ると、
良く解るが
かなりの傾斜だ。
そこをいとも簡単に上る。
「コツ」は必要だが、
基本的な知識と、経験を積めば大丈夫。
ちゃんと無事に登り切る。
手前味噌だが、
マフラーの目立たないリヤスタイル、
これはこれで良くないか。
とっても気に入っている。
二宮さん、寒い中ご協力ありがとうございました。
「素」の状態でBRZを楽しんでいるから出来る芸当だ。
雪や氷で轍が出来ても何のその。
その上、除雪して完全にドライになったターマックの走り心地は最高だ。
アルミホイールでは無くスチールを使って効果に驚く。
高い剛性のタイヤとスチールホイールのしなりが絶妙だ。
繰り返すが
サマータイヤならアルミと組み合わせ軽量化を極めるのが正しい。
だが中途半端なアルミより純正の軽量なスチールホイールなら、
冬のスポーツカーライフに十分適応する。
白川の氷柱群が順調に育ち、
淡いブルーに輝いていた。
こういうウインターシーズンに靴を履き替えるようにスポーツタイヤを選ぶ。
最高の時を過ごせることだろう。
Commented
by
tomo
at 2013-09-10 02:30
x
こんにちは、はじめまして。
北海道の函館市に住んでおりますtomoと申します。
BRZ、見た目がとっても好きです。しかし、トヨタのFR車で坂道を登りきれなかったことがあり、手を出せないでいます。BRZは、低重心が利いているので走破性が高いのでしょうか。
もしそうなら、またFR車に乗ってみたいですね。
北海道の函館市に住んでおりますtomoと申します。
BRZ、見た目がとっても好きです。しかし、トヨタのFR車で坂道を登りきれなかったことがあり、手を出せないでいます。BRZは、低重心が利いているので走破性が高いのでしょうか。
もしそうなら、またFR車に乗ってみたいですね。
0
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by
b-faction at 2013-09-10 07:06
tomoさん、重量配分です。前後の荷重が均等だとタイヤのグリップ力がそうで無いモノに比べ発揮できます。実際に試して見たので自信を持ってお薦めできます。後はテクニックです。
Commented
by
なみぞー
at 2013-12-17 18:25
x
はじめまして。
普段バスの運転士してますがBRZを今回初マニュアル普通車で購入しました。
横浜民なので雪は走らないとは思いますが、仕事柄雪で欠席するわけに行かないので毎冬スタッドレスタイヤを履かせています。(現在はfit乗ってます)そこで、BRZにもスタッドレスタイヤをと考えていますがどのメーカーがおすすめでしょうか?
バイク馬鹿なので車のタイヤには疎くガッツリ乗ってる方にお聞きしたいです。
ご教授願いますm(._.)m
普段バスの運転士してますがBRZを今回初マニュアル普通車で購入しました。
横浜民なので雪は走らないとは思いますが、仕事柄雪で欠席するわけに行かないので毎冬スタッドレスタイヤを履かせています。(現在はfit乗ってます)そこで、BRZにもスタッドレスタイヤをと考えていますがどのメーカーがおすすめでしょうか?
バイク馬鹿なので車のタイヤには疎くガッツリ乗ってる方にお聞きしたいです。
ご教授願いますm(._.)m
Commented
by
b-faction
at 2013-12-17 19:16
x
Commented
by
なみぞー
at 2013-12-20 07:03
x
Commented
by
b-faction
at 2013-12-20 09:35
x
なみぞーさん、おはようございます。心よりお待ち申し上げます!
Commented
by
tako
at 2016-03-20 23:44
x
重量配分は半々ではない。重いエンジン側に駆動輪がないのだから、脱出では、FFや4WDよりも苦労しますよ。なにより俺が富士重工の矢島工場に勤務しており、3年前の大雪のとき会社の駐車場から帰宅する時のBRZは、後輪が空回りして、くろうしてました。昔からいわれてえいたことです。BRZもしかり。雪には弱い。
Commented
by
b-faction at 2016-03-21 07:03
by b-faction
| 2013-01-24 21:38
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Comments(8)