昨今の排外主義的な民族差別・迫害の教唆煽動の横行に伴い、改めて関東大震災時の朝鮮人虐殺が注目を集めている。だがその「注目」には、虐殺の事実を知り、反省的に歴史と現代を見つめようというものばかりでなく、むしろ「虐殺」を否定しさろうという歴史修正主義者によるものも含まれる。1923年9月に起こされた朝鮮人虐殺については、各地でのねばり強い史料発掘や証言の調査などにより、今ではもはや軍隊や警察による虐殺を否定することは不可能となった。このため歴史修正主義者たちは虐殺したのは自警団だけだという、いわば歴史修正主義の第一段階にあたる主張を放棄しつつある。代わりに現れているのが、軍・警・自警団による朝鮮人殺害は「虐殺」ではなかった、という主張である。 工藤美代子『関東大震災　「朝鮮人虐殺」の真実』（産経新聞出版、2009）はこうした理屈で朝鮮人虐殺否定論を展開した問題作であり、ネット上に無数にある虐殺

ハートネットTVでは、急遽、取材チームを立ち上げ、 あるテーマを追いかけています。 それは― 精神科病院の現状について。 放送予定は6月10日。 「60歳からの青春～精神科病院40年をへて～」 というタイトルの緊急企画です。 日本では、ひとたび精神科病院に入院すると、 退院して社会復帰するのが困難な時代がありました。 今、この時点でも、 症状がよくなっているのに病院の他に居場所がなく、 長期入院を続けざるを得ないという人たちがいるのです。 いわゆる「社会的入院」と呼ばれる実態です。 ここで一つ、驚くべき事実を紹介します。 先進諸国では、精神科の在院日数は平均20日程度。 症状が落ち着くと、社会に戻り、 コミュニティーの一員として、普通に地域で働き暮らす ことが当たり前となっています。 しかし― 日本では、精神科病院に入院してそのまま退院できず、 1年以上の長期入院を続けている人が、 20万

アベいやね！激おこぷんぷんマーチ!!! No to Abe’s LDP! March of Indignant Fury 安倍よさらば！集団的自衛権よさらば！！ 戦争参加をＳＴＯＰ！！！ 晴れました！本日やります！ 新宿区天気予報は、12時、15時に晴れマーク、18時から弱雨マーク。雷注意報。なので晴れると思いますが、急な天候変化と帰路に備えて雨具の用意を。帽子と水など暑さ対策もよろしくです！ 戦争イヤな人、いっしょに歩きましょう！ 憲法解釈、勝手に変えるな！ 決定しました!!! 日時→2014年６月２９日（日）１４：３０ （スタート　１５：００） 集合→東京・新宿柏木公園 新宿区西新宿7-14　JR新宿駅より徒歩約6分　　地図 小雨決行。荒天中止。 中止のときは当日12：30までにお知らせします。 サイト、ツイッター、フェイスブックで確認して下さい。 当日は見守り弁護士さんが来られます。

2014-06-10 反人身取引運動はニーズにこたえているのか Romaji no kiji wa koko kara doozo. ウートピに昨日掲載された私の記事について、 wotopi.jp/archives/5824　このライターさん好きなんだけどなあ…。本人の意思に反する売春も確実に存在するし、そこに対する活動のニーズはある。ただ、それらの活動には下記のような間違った例もあって、その背後には性産業従事者への蔑視があるのは分かるんだけ（続 (続き）ど、なんだか記事では「本人の意思に反した売春なんてない」、もしくは「本人の意思に反した売春に対する活動も間違っている」というふうに読めてしまうような…。wotopi.jp/archives/5824 というツイートの反応を頂きました。 とても重要なご指摘で、リプライ用に文章を書いていたのですが、既にツイートを消してしまったようなので、こち

William AndrewsWilliam Andrews is a writer and translator in Tokyo. He holds degrees from King’s College London and Sophia University. He is the author of Dissenting Japan: A History of Japanese Radicalism and Counterculture, from 1945 to Fukushima (C. Hurst & Co., 2016) and The Japanese Red Army: A Short History, published in German as Die Japanische Rote Armee Fraktion (bahoe books, 2018). His t