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背景 Shopifyという会社に1年半前に転職しました。あれよあれよと会社が拡大して、現在は従業員一万人弱くらいです。 画像元 公式ではない雑な情報です。あくまでイメージ その前はChartmogulという、せいぜい20人、30人ぐらいの会社にいました。 なぜ表題のようなことを思ったか 面接インタビュアー側として、出題することになるコーディング問題を自分で試しに解いていました。一年半前には自分が受ける側の立場だったので、自分の腕前の定点観測ができました。 やってみてどうだったか。 コーディングにおけるシャープさという観点では明らかに衰えているな、と思いました。問題が与えられて、それに短時間で、論理的に向き合う力とでもいうのでしょうか。 自分は現職でマネージャの立場になったわけでもないので、これはマズイ。なんとなくこの一年くらいそんな気はしていたので、これを機会にもうちょっと深堀してみます。
約5年5か月働いたTreasure Dataを7/22に退職した。7/25からShopifyに入社し、RustでJITコンパイラを開発してRubyを高速化する仕事をする。 仕事としてやりたい分野が変わってきて自分は今回転職したけど、とても良い会社なので、この記事がTreasure Data (以下TD) で働くことに興味がある人の参考になれば良いと思っている。*1 5年勤続記念にいただいたトロフィー やっていたこと APIチーム 元々TDにはJavaで分散システムを書きたくて入社したのだが、TD入社前に特にそういう経験があるわけでもなく主にRailsをやっていたこともあり、Railsでプラットフォームを開発するチームに入った。基盤開発をやりたいと思いながらサービス開発者として最初働き、後に基盤開発チームにジョインするみたいな過去の経験があったので、今回もそういう感じでいけると考えていた。実
こんにちは、食べログシステム本部長の京和です。 本エントリでは Shopify の Engineering Blog から、Kirsten Westeinde による「Deconstructing the Monolith: Designing Software that Maximizes Developer Productivity」を翻訳して掲載します。 食べログではユーザーや飲食店に価値を届けるスピードを最大化するべく、マイクロサービス化などをはじめとしたこれまでの組織やアーキテクチャを刷新するための取り組みを始めています。しかし、マイクロサービスはアプリケーションアーキテクチャとインフラアーキテクチャが複雑に絡み合ったシステムで技術的難易度が非常に高く、適切に構築できなければ「分散されたモノリス」と呼ばれるアンチパターンに陥ります。1 Shopifyではマイクロサービスではなく、
Shopifyに入社してRubyのJITコンパイラを書く仕事を始めてから2か月経った。 前職の退職エントリ では今後やりたいことを書いたりしたが、実際OSS開発を仕事にしてみてどうだったかみたいなことを書いておく。 シリコンバレーでのリモート生活 3年前に妻とアメリカに移住し、今年永住権も取得した。 Shopifyは本社はカナダにあるし2020年5月からフルリモート企業なのだが、 前職の本社があったシリコンバレーのあたりからそのまま引っ越さずに暮らしている。 なぜシリコンバレーに住み続けるのか フルリモートである以上はカナダ移住のためのビザのサポートを会社がする動機もないため、 現職においても住む国の選択肢は基本的に日本かアメリカになると思っている。 飯が安くて美味いのを主な理由として妻も僕も住むならアメリカより日本の方が好きなのだが、 住む地域ベースで多くの企業が給料に傾斜をかけてくるこ
eコマースプラットフォームを展開するShopifyが、3人以上で行われる定期的な社内会議を永久的に廃止する方針を固めたことが明らかになりました。 Shopify CEO Tobi Lutke Tells Employees To Just Say No to Meetings - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-01-03/shopify-ceo-tobi-lutke-tells-employees-to-just-say-no-to-meetings 2023年に入り、Shopifyはカレンダーの「予定の一掃」を実施して3人以上で行われる定期的な会議を削除し、今後は同様の会議を廃止すること、水曜日には一切会議を行ってはいけないこと、50人以上の大規模な会議は木曜日のみとし、6時間の枠内におさめることといったルー
こんにちは、食べログシステム本部長の京和です。 本エントリでは Shopify の Engineering Blog から、Kirsten Westeinde による「Deconstructing the Monolith: Designing Software that Maximizes Developer Productivity」を翻訳して掲載します。 食べログではユーザーや飲食店に価値を届けるスピードを最大化するべく、マイクロサービス化などをはじめとしたこれまでの組織やアーキテクチャを刷新するための取り組みを始めています。しかし、マイクロサービスはアプリケーションアーキテクチャとインフラアーキテクチャが複雑に絡み合ったシステムで技術的難易度が非常に高く、適切に構築できなければ「分散されたモノリス」と呼ばれるアンチパターンに陥ります。1 Shopifyではマイクロサービスではなく、
1月にShopifyにDeveloperとして入社していました。日本からリモートで働いていますが、基本はAPACのチームの一員として働いているので今の所は深夜・早朝など変な時間に働かずに済んでいます。ShopifyというとRuby/Railsに強い会社なのでそっち方面をやるのかな〜と想像した方もいらっしゃるかもしれませんが、コミッターでも何でもないので自分は普通にDeveloperとしてアプリケーション開発をしていきます。 入社するまで Shopifyがリモートでも人を採用するぞというようなニュースをどこかで見て、Shopifyのキャリアサイトを見ていたらたまたま日本のSenior Developerの求人を発見したのがキッカケでした。 俺なんかが採用されるのかな・・・?あと英語いけるか・・・?みたいな葛藤や迷いがあり、実際には応募するのにここから一ヶ月くらいかかっています。応募を後押しし
RubyGemsの運営元が「Ruby Shield」を発表。RubyとRailsへのサプライチェーン攻撃への対策としてShopifyが4年で100万ドル(約1億3000万円)を提供 Ruby言語用のパッケージであるGemのホスティングサービス「RubyGems.org」を運営するRuby Centralは、RubyやRailsに対するサプライチェーン攻撃への対応を行うプロジェクト「Ruby Shield」を開始すると発表しました。 Today we’re excited to announce Ruby Shield This new initiative in partnership with @ShopifyEng will support open-source and enable us to take on new security-focused projects to bet
より高速なRubyのWebAssembly実装「Ruvy」、Shopifyがオープンソースで公開。Ruby仮想マシンとRubyアプリを組み合わせてビルド 昨年(2023年)12月にリリースされた「Ruby 3.2」では、WebAssemblyによって実装されたRubyランタイム「Ruby.wasm」が正式版となりました。これによりWebブラウザや単体のWebAssemblyランタイムの上でRubyランタイムを実行し、Rubyプログラムを実行できるようになりました。 このRuby.wasmをベースに、さらに高速なRubyのWebAssembly実装となる「Ruvy」が、Shopifyからオープンソースとして公開されました。 Calling all #Ruby developers! Explore a new tool for leveraging Ruby to create #WebAs
RubyのYJITコンパイラをShopifyが本番に投入、Railsアプリを高速化。Rubyも本格的にJITの時代へ ECサイト構築サービスを提供するShopifyは、Ruby 3.2に搭載されているYJITコンパイラを同社の本番環境に投入し、Railsベースで構築された同社サービスの性能改善を実現したと明らかにしました。 YJITコンパイラはShopifyが開発を進めてきたRubyのJITコンパイラで、大規模なRailsアプリケーションにおいてより高い性能向上を目指して開発されたものです。 一昨年末のRuby 3.1でメインラインにマージされ、昨年末に登場したRuby 3.2ではさらに改善が進められて本番環境にも耐えるようになったと説明されており、今回Shopify自身がそれを実証した形になりました。 If you’re a keen Rubyist, you may have hear
Ruby 3.2 YJIT is Battle-Tested Shopify deploys YJIT on business-critical services in production, such as Storefront Renderer, the software that powers all online storefronts on Shopify’s platform, and Shopify’s Monolith. As of the Ruby 3.2 release, YJIT sped up our Storefront Renderer by 10% on average. Storefront Renderer is a complex application. Your more reasonable-sized app might get better/w
Ruby on Railsはどのように生まれ、発展してきたのか[後編]。作者DHH氏やコアチームが語る動画「Ruby on Rails: The Documentary」が公開 最も有名なWebアプリケーションフレームワークの1つである「Ruby on Rails」は、もともと37signals社が社内向けに開発したフレームワークでした。 現在ではGitHubやShopifyなど大規模なWebサービスを支えるRuby on Railsも、登場初期には「スケールしない」という批判にさらされ、また競合となるフレームワークが登場するなどの経緯を経ています。 こうしたRuby on Railsのこれまでを、作者であるDavid Heinemeier Hansson(以下、DHH)氏や関係者が振り返る動画「Ruby on Rails: The Documentaryが、昨年(2023年)11月に公開
We’ve noticed several growing pain points to using Sass at scale. Some of these apply to Polaris and teams using Polaris, while others impact development across Shopify. In Polaris, the original Sass variables, functions, and mixins are creating a burden with newer technologies that have been introduced: CSS variables and JS utilities. This has led to added overhead in how these technology layers
Opens in a new windowOpens an external siteOpens an external site in a new window When my team and I started experimenting with React Server Components (RSC) while building Hydrogen, our React-based framework for building custom storefronts, I was incredibly excited. Not only for the impact this would have on Hydrogen, and the future of ecommerce experience (goodbye large bundle sizes, hello impro
We’ve recently open sourced a project called Ruvy! Ruvy is a toolchain that takes Ruby code as input and creates a WebAssembly module that will execute that Ruby code. There are other options for creating Wasm modules from Ruby code. The most common one is ruby.wasm. Ruvy is built on top of ruby.wasm to provide some specific benefits. We created Ruvy to take advantage of performance improvements f
大学在学中&休学中に複数のIT系スタートアップでのインターンやベンチャーキャピタルでのリサーチバイトを経験後、フリーランスとして独立。現在は「TechCrunch Japan」などでスタートアップ企業のプロダクトや資金調達を中心としたインタビュー・執筆活動を行っている。 From DIAMOND SIGNAL スタートアップやDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める大企業など、テクノロジーを武器に新たな産業を生み出さんとする「挑戦者」。彼ら・彼女にフォーカスして情報を届ける媒体「DIAMOND SIGNAL」から、オススメの記事を転載します。※DIAMOND SIGNALは2024年1月をもって、ダイヤモンド・オンラインと統合いたしました。すべての記事は本連載からお読みいただけます。 バックナンバー一覧 ノーコードアプリ作成プラットフォーム「Appify」を手がけるAppify T
Jonathan Greig (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2021-10-04 12:12 HTTPSに使用される証明書の最大手発行組織の1つであるLet's Encryptが使用しているルート証明書が期限切れになったことで、米国時間9月30日に多くのウェブサイトやサービスで問題が発生した。 Security Headersの創業者Scott Helme氏によれば、原因は、米国東部時間午前10時(日本時間9月30日午後11時)頃にIdenTrustのルート証明書「DST Root CA X3」が期限切れになったことだ。以前からこの問題について調査してきたHelme氏は、何百万ものウェブサイトがLet's Encryptのサービスに依存していると述べている。今回の問題では、一部の古いデバイスで、特定の証明書を正しく検証できなくなるという。 Let's E
YJIT: Building a New JIT Compiler for CRubyA team of skilled engineers from Shopify and GitHub on YJIT, a new Just-in-time (JIT) compiler built inside CRuby. The 1980s and 1990s saw the genesis of Perl, Ruby, Python, PHP, and JavaScript: interpreted, dynamically-typed programming languages which favored ease of use and flexibility over performance. In many ways, these programming languages are a p
概要 原著者Chris Salzbergさんの許諾を得て翻訳・公開いたします。 英語記事: A Packwerk Retrospective | Rails at Scale 原文公開日: 2024/01/26 原著者: Gannon McGibbon、Chris Salzberg 日本語タイトルは内容に即したものにしました。また、一部のパラグラフを分割しています。 CC BY-NC-SA 4.0 Deed | 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 | Creative Commons Rails: モジュール化強制ツールPackwerkの導入を振り返る(翻訳) 2020年、ShopifyのチームはPackwerkという名前のRuby gemをリリースしました(関連記事)。Packwerkは、Railsアプリケーション内で境界を強制的に定めてモジュール化するツールです。Packwerk
How Shopify Uses WebAssembly Outside of the BrowserAt Shopify, we’re keeping the flexibility of untrusted Partner code, but executing it on our own infrastructure with WebAssembly. On February 24, 2021, Shipit!, our monthly event series, presented Making Commerce Extensible with WebAssembly. The video is now available. At Shopify we aim to make what most merchants need easy, and the rest possible.
Opens in a new windowOpens an external siteOpens an external site in a new window We are very excited to announce that the open-source web framework Remix and its team are joining Shopify. Why? The web is always evolving—and we’re entering a new era. First, we had the document web, and then we sprinkled in richer interactivity. Most recently, we entered the world of single page apps. We’ve learned
Static Typing for RubyA look at how Shopify adopted static typing in it's core Ruby monolith by treating type checking like a product. On November 25, 2020 we held ShipIt! Presents: The State of Ruby Static Typing at Shopify. The video of the event is now available. Shopify changes a lot. We merge around 400 commits to the main branch daily and deploy a new version of our core monolith 40 times a
Bringing Javascript to WebAssembly for Shopify FunctionsWhile we’re working on getting our Shopify Functions infrastructure ready for the public beta, we thought we’d use this opportunity to shine some light on how we brought JavaScript to WebAssembly, how we made everything fit within our very tight Shopify Function constraints, and what our plans for the future look like. At Winter Editions 2023
Rails 7.1正式リリース。本番デプロイ用のDockerfile自動生成、遅いクエリの非同期化など新機能 Ruby言語によるWebアプリケーションフレームワークの最新版となる「Rails 7.1」正式版がリリースされました。 Rails 7.1: Dockerfiles, BYO Authentication, More Async Queries, and more!https://t.co/c32MdUifNs — Ruby on Rails (@rails) October 5, 2023 メジャーバージョンアップとなったRails 7の登場が2021年12月。 Rails 7は、フロントエンド開発環境が刷新されてNode.jsを用いない構成がデフォルトとなり、TurboとStimulusという2つのフレームワークを搭載したHotwireなどが搭載されるなど、大型のアップデートで
I've known Tobi for over twenty years now. Right from the earliest days of Ruby on Rails, when he was building Snowdevil, which eventually became Shopify, to sell snowboards online. Here's his first commit to Rails from 2004, which improved the ergonomics of controller testing. Just one out of the 131 commits he made to the framework from 2004-2010 -- a record still good enough to be in the top 10
Backstage is an open source framework for building developer portals. Powered by a centralized software catalog, Backstage restores order to your microservices and infrastructure and enables your product teams to ship high-quality code quickly without compromising autonomy. Backstage unifies all your infrastructure tooling, services, and documentation to create a streamlined development environmen
システム開発の受託や、私が代表の別会社の自社サービスの開発があるため、開発経験が長いエンジニアは片手間で Shopify アプリの開発を行っていました。 そのため、主戦力になるのは新米エンジニア達です。 新米エンジニアが活躍できる環境を整えるのが、弊社の Shopify アプリ開発には必須でした。 受託開発で会社の資本は安定していたため、新米エンジニアの教育にも力を入れていきました。 Shopify アプリ開発の開始 一番最初に作ったのは、シンプルポイント|追加料金なしで使えるお手軽ポイントアプリという Shopify のポイントアプリです。 こちらのアプリを作成するのに、2 週間程かかりました。 最初にポイントアプリを作成した理由は特にありません。 最初から大量の Shopify アプリを作成するのは決めていたため、適当に作りやすいものから作成していきました。 弊社は、代表の私を含めエン
From Ruby to Node: Overhauling Shopify’s CLI for a Better Developer ExperienceIn this blog post, Pedro explains why we rewrote Shopify CLI into Node instead of Ruby, the tradeoffs that came with the decision, the principles we embraced in this new iteration, and the challenges and ideas ahead of us to explore. The Shopify CLI (command line interface) is an essential tool for developers when buildi
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