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高野秀行の検索結果1 - 40 件 / 44件

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高野秀行に関するエントリは44件あります。 言語、 食、 言葉 などが関連タグです。 人気エントリには 『高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで|高野秀行辺境メルマガ』などがあります。
  • 高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで|高野秀行辺境メルマガ

    高野秀行(ノンフィクション作家) ある時は幻獣を、ある時は未承認国家を、ある時は謎の納豆をと、未知を追い求め続けたノンフィクション作家・高野秀行が、未知のウイルスに感染してしまった! 幸い軽症で済み、コロナは自身にとって既知のものになったものの、多くの人にとっていまだ未知の恐るべきウイルスであることは変わりなく、ここに高野秀行が体験し、朦朧と冷静の間でメモしながら考察した感染レポートを公開。高野秀行の作品史上初?の“読んですぐ役立つ”レポートは感染爆発する今、必読! はじめに まさかまさかの話であるが、コロナに感染し発症してしまった。愚かにもこれまでは他人事のように思っていたので、何も準備がなく、毎回次の展開が皆目予想つかないという状況に陥った。 感染している途中でも、また快復してからも、友人知人から「コロナにかかるとどうなるの?」とか「ホテル療養って人工呼吸器があるの?」などさまざまな質

      高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで|高野秀行辺境メルマガ
    • 高野秀行の新たなる代表作といえる、イラクのカオスな湿地帯を舟を造るために奔走する傑作ノンフィクション──『イラク水滸伝』 - 基本読書

      イラク水滸伝 (文春e-book) 作者:高野 秀行文藝春秋Amazonこの『イラク水滸伝』は、『独立国家ソマリランド』などで知られるノンフィクション作家・高野秀行の最新作だ。間にコロナ禍を挟んだこともあって取材・執筆に6年がかかったという大作で、事前の期待は大。家に届いた瞬間からいてもたってもいられずに読み始めたが、おもしろすぎて当日中に最後まで読み切ってしまった。 今回のテーマはイラクとイランの国境近くにある「湿地帯」。ティグリス川とユーフラテス川の合流点付近には、最大時には日本の四国を上回るほどの大きさの湿地帯が存在し、そこには30〜40万人の水の民が暮らしているという。そこで暮らしているのは、アラビア語を話すアラブ人ながらも、生活スタイルや文化が陸上の民とはまるで異なる人々であるという。しかも、道路もなく隠れやすいので、戦争に負けた者や迫害されたマイノリティが逃げ込む場所で──と、

        高野秀行の新たなる代表作といえる、イラクのカオスな湿地帯を舟を造るために奔走する傑作ノンフィクション──『イラク水滸伝』 - 基本読書
      • 高野秀行 『コロナ感染の歩き方』その2 宿泊療養から退所まで◎必須持ち物リスト付き|高野秀行辺境メルマガ

        高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで はこちら 「コロナ感染の歩き方」第2弾! 常日頃、未知を追い求め続けてきたノンフィクション作家・高野秀行は、まったく求めていなかった未知のウイルスに感染してしまった。4日に渡る自宅療養からついに療養施設へ移送されることに。果たしてそこはどんなところでどんな対応なのか? 都会の真ん中にポッカリと生まれた秘境に向かう高野秀行。療養施設の現実はいかに? 高野秀行(ノンフィクション作家) 前回はコロナ発症から陽性判明、そして自宅療養(家庭内隔離)までを紹介した。今回は宿泊療養である。すでに1年以上、東京都だけでも7月15日までに約4万人が利用している(東京都保健福祉局のHP)そうだが、その具体的な療養状況は一般の人には未知といっていい。現在は軽症・中等症の陽性者は基本的に宿泊療養させることになっているが、感

          高野秀行 『コロナ感染の歩き方』その2 宿泊療養から退所まで◎必須持ち物リスト付き|高野秀行辺境メルマガ
        • 高野秀行 on Twitter: "今ツイッター上で話題のオープンレターに私の名前も載っていたのか。全く記憶にないのだけど。 https://t.co/dZLNkYjJYz"

          今ツイッター上で話題のオープンレターに私の名前も載っていたのか。全く記憶にないのだけど。 https://t.co/dZLNkYjJYz

            高野秀行 on Twitter: "今ツイッター上で話題のオープンレターに私の名前も載っていたのか。全く記憶にないのだけど。 https://t.co/dZLNkYjJYz"
          • 高野秀行 on Twitter: "今頃寿司ざんまいの社長がソマリアの海賊を消滅させたなどという記事が出回っている。そんなわけないだろう。2012年から2013年にかけて海賊は激減したが、その主な理由は通行する船舶が武装護衛をつけるようになったことと自衛隊を含む各国… https://t.co/o4r4EDXbFE"

            今頃寿司ざんまいの社長がソマリアの海賊を消滅させたなどという記事が出回っている。そんなわけないだろう。2012年から2013年にかけて海賊は激減したが、その主な理由は通行する船舶が武装護衛をつけるようになったことと自衛隊を含む各国… https://t.co/o4r4EDXbFE

              高野秀行 on Twitter: "今頃寿司ざんまいの社長がソマリアの海賊を消滅させたなどという記事が出回っている。そんなわけないだろう。2012年から2013年にかけて海賊は激減したが、その主な理由は通行する船舶が武装護衛をつけるようになったことと自衛隊を含む各国… https://t.co/o4r4EDXbFE"
            • 高野秀行 『コロナ感染の歩き方』その3 快復した今、振り返って思うこと|高野秀行辺境メルマガ

              その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで はこちら その2 宿泊療養から退所まで◎必須持ち物リスト付き はこちら 「コロナ感染の歩き方」第3弾! 身近にあるのに、その内情を知る人&語るはほとんどいない、都心の宿泊療養から無事に生還したノンフィクション作家・高野秀行。今回のコロナ感染を振り返り、自分の意識や行動は果たしてどうだったのか。 驚きや発見、後悔も含めて振り返る総括編。高野秀行(ノンフィクション作家) 第1回で発症からPCR検査、陽性判明、自宅療養(家庭内隔離)を、第2回では宿泊療養について書いてきたが、今回はそれらの体験を振り返り、総括してみたい。私は何が間違っていて、何が正しかったのか。コロナに感染するとどういうことが起きるのか。そして、今後、みなさんにお勧めしたいコロナ感染後の対処法などである。 <コロナ感染予防の妥当性> 私は適切なコロナ感染予防を行っていたの

                高野秀行 『コロナ感染の歩き方』その3 快復した今、振り返って思うこと|高野秀行辺境メルマガ
              • 『高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで|高野秀行辺境メルマガ』へのコメント

                パルスオキシメーター買ってもいいの?すぐに必要じゃない人が買わないほうがいいかなと思ってたけど買ってみるか。

                  『高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで|高野秀行辺境メルマガ』へのコメント
                • 高野秀行『イスラム飲酒紀行』|読書旅vol.104 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

                  陰暦6月の満月はヴィサカブーチャ(仏誕節)。今年は5月22日で、タイではお酒が飲めません。タイの禁酒日は年に5回あり、スーパーやコンビニ、飲食店でアルコールの販売が自粛。 この禁酒日が近付くと、普段はまったく読まれない『【検証】タイの禁酒日やアルコールの販売許可時間外ってガチで飲めないの?』の閲覧数が若干アップします。 すでに昨日くらいから微増しはじめました。旅行の下調べをされているのでしょうか。世の中にはけしからん同志が一定数いるものです。 そこで思い出したのが、高野秀行さんの『イスラム飲酒紀行』(2011年/扶桑社 ※上掲の表紙は2014年に文庫化された講談社版です)。 私とツレのアルコールに対する執着心なんぞ、著者の足元にも及びません。ましてや、禁酒日にタイで酒を探すのと、そもそも酒自体を法律で禁止しているイスラム圏で酒を探すのとでは次元が違いすぎて、並べて語るのもおこがましいですが

                    高野秀行『イスラム飲酒紀行』|読書旅vol.104 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
                  • 祖国が軍事クーデターに揺れる「東京のミャンマー人」たちの本当の声(高野 秀行) @moneygendai

                    東京の学生街・高田馬場に「リトルヤンゴン」と言われる、ミャンマー料理屋が点在する一画がある。『西南シルクロードは密林に消える』『ミャンマーの柳生一族』などミャンマーを取材したノンフィクション作品を持つ筆者が、軍政クーデターに揺れる東京のミャンマー人たちの生の声を緊急取材した。 写真/森清 日本国内から勇気を送り続ける者たち 二月一日のクーデターは津波のようにやってきた。ミャンマーの人々がこの十年近くかけて築いてきた生活と希望を一瞬で打ち砕き、押し流した。 しかし、その後、人々は津波と戦いはじめた。津波と戦う? 無理でしょう? とミャンマーにゆかりのある日本人は誰でも思ったが、実際に彼らは戦い、今も戦い続けている。 かくいう私は最初、被災地から遠いところにいた。物理的に遠いだけでなく心理的にも距離があった。ミャンマーに関わるようになって三十年近く経つが、民主化に伴い経済が爆発的に発展し、まる

                      祖国が軍事クーデターに揺れる「東京のミャンマー人」たちの本当の声(高野 秀行) @moneygendai
                    • 前篇 AIは「ジェスチャーゲーム」を知らない | 言葉は「間違い」の中から生まれる | 今井むつみ , 高野秀行 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社

                      著者: 今井むつみ , 高野秀行 「言語はジェスチャーゲーム(言葉当て遊び)のようなものだ」という画期的な見方を提示して話題になっている『言語はこうして生まれる』(モーテン・H・クリスチャンセン、ニック・チェイター著)。 本書にいち早く反応したのが辺境ノンフィクション作家の高野秀行氏だ。世界の辺境を訪れて25以上の言語を実践的に習得してきた経験を『語学の天才まで1億光年』として昨年上梓した高野氏は、自らの言語観が本書と非常に近かったことに驚いたという。 そんな高野氏の言語習得にかねてから注目していたのが慶應義塾大学SFC教授の今井むつみ氏。本書の原著者とはお互いの研究に刺激を受けてきた仲で、共通するテーマに取り組んだ『言語の本質』を最近出版した(秋田喜美との共著、中公新書)。 この度、高野氏と今井氏の対談が実現。3冊の本を題材に、言語について縦横に語り合った。 高野 今井先生は、著者のモー

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                      • 言語の面白さを教えてくれる10冊 | たいせつな本 ―とっておきの10冊― | 高野秀行 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                        著者: 高野秀行 川添愛『言語学バーリ・トゥード AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか』(東京大学出版会) モハメド・オマル・アブディン(河路由佳/聞き手・構成)『日本語とにらめっこ 見えないぼくの学習奮闘記』(白水社) 大西拓一郎『ことばの地理学 方言はなぜそこにあるのか』(大修館書店) 澁谷智子『コーダの世界 手話の文化と声の文化』(医学書院) 船山徹『仏典はどう漢訳されたのか スートラが経典になるとき』(岩波書店) 梶茂樹、中島由美、林徹編『事典 世界のことば141』(大修館書店) ダニエル・L・エヴェレット(屋代通子訳)『ピダハン 「言語本能」を超える文化と世界観』(みすず書房) ケイレブ・エヴェレット(屋代通子訳)『数の発明 私たちは数をつくり、数につくられた』(みすず書房) 松本敏治『自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く』(角川ソフィア文庫) 吉

                          言語の面白さを教えてくれる10冊 | たいせつな本 ―とっておきの10冊― | 高野秀行 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                        • 高野秀行『世にも奇妙なマラソン大会』|読書旅vol.112 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

                          前回の『未来国家ブータン』に引き続き、高野秀行さんの作品です。今回は『世にも奇妙なマラソン大会』(2011年/本の雑誌社 ※下掲の表紙は2014年に文庫化され集英社版です)をチョイスしました。 間違う力? 私には「間違う力」があると言われる。本当にそれは「力」なのか、それとも馬鹿にされているだけなのかはよくわからない。 こんな文章で始まる本著は、サハラ砂漠を舞台にした表題作、高野さんの貞操に危機が迫る『ブルガリアの岩と薔薇』、インド再入国をめざして悪戦苦闘した『名前変更物語』、そしてアジア・アフリカで体験した7つの奇譚から成る短編エッセイ集です。 本著の前年には『間違う力 オンリーワンの10か条』(※後に『間違う力』へ改題)で人生訓をまとめている高野さん。 “第1条 他人のやらないことは無意味でもやる”とか、“第4条 他人の非常識な言い分を聞く”とか、“第6条 怪しい人にはついていく”とか

                            高野秀行『世にも奇妙なマラソン大会』|読書旅vol.112 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
                          • 高野秀行『未来国家ブータン』|読書旅vol.111 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

                            6月は環境省が提唱する環境月間。私も1冊くらいそこに絡めた作品を紹介しようと、高野秀行さんの『未来国家ブータン』(2012年/集英社)を選んでみました。 雪男を追って 高野さんがブータンへ行くきっかけとなったのは、生物資源探索企業の代表(飲み仲間)から直々に受けた突然の依頼。 新たに提携したブータン農業省の国立生物支援センターとのプロジェクトが本格始動する前に、政府もよく把握していない少数民族の村に行って伝統知識や現地の状況を調べてほしいとのことでした。 辺境慣れしている高野さんも、バイオ分野は専門外。一度は誘いを断りますが、「ブータンには雪男(イエティー)がいるんですよ」の一言に心が揺らぎます。 早稲田大学在学中に執筆した『幻獣ムベンベを追え』でノンフィクション作家デビューし、以降もベトナムの猿人フイハイやインドの怪魚ウモッカをはじめ、未確認動物探しに勤しんできた高野さん。雪男情報に反応

                              高野秀行『未来国家ブータン』|読書旅vol.111 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
                            • 前編 「正しくない」方が面白い!? | 川添愛×高野秀行「知れば知るほどわからない! 言語探偵、「ことば」の不思議に迫る」 | 川添愛 , 高野秀行 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社

                              著者: 川添愛 , 高野秀行 理論言語学で博士号を取得し、『ふだん使いの言語学』(新潮選書)をはじめとするさまざまな著書で「言語を観察する」方法を披露している川添愛さん。かたや、アフリカや南米、東南アジアなど世界の秘境で数々の言語を習得してきた経験を持つ高野秀行さん。 一見、まったく別のやり方でことばに触れてきたように見える二人ですが、その言語との接し方は ◉暫定的に法則を設定して、それをアップデートしていく ◉規範的な言葉遣いより、現実で話されていることを基本にする と、驚くほど共通しています。 お互いのファンだったという二人の初対談では、それぞれのフィールドで観察してきた「ことばの謎」について、リモートで熱く語っていただきました! 「納豆(ナットウ)」には方言がない 川添  (画面に高野さんが映るなり)ああ、高野さんだ……! はじめまして、きょうは対面でお会いできれば嬉しかったんですけ

                                前編 「正しくない」方が面白い!? | 川添愛×高野秀行「知れば知るほどわからない! 言語探偵、「ことば」の不思議に迫る」 | 川添愛 , 高野秀行 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社
                              • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』高野 秀行 (è‘—) |

                                比較的メジャーなタイの 『虫の缶詰』やアフリカで 食したゴリラの肉、チンパンジーの 脳みそなど、それから… 『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』高野 秀行 (著) 文春文庫 概要好奇心は胃袋の限界を超える。 ヒキガエルジュース、ヤギの糞のスープ、オーガニック・巨大ネズミ串焼き…。 辺境地の探検家として名を馳せる著者が、これまで各地で口にしてきた「珍食」「奇食」たち。 日本の都市部ではまず出会わないような料理や酒が並ぶ様子を目にした瞬間「ヤバいんじゃないか」となるが、一度口にすれば意外とイケたりする。 やがてそれは「ヤバそうだけど食べてみよう」から「ヤバそうだから食べてみよう」となる。 決して胃腸は強くない著者だが未知の料理を目にしたら食わずにはいられない。 抱腹絶倒の料理エッセイ。 辺境地で出会ったインパクト抜群の料理を食す世界中の辺境地を訪れてきた著者が、これまでに出会った各地の珍食・

                                • 「すしざんまい社長が海賊消滅」はフェイク?ソマリアで調査をした高野秀行氏、ケニア在住で会社に取材を行った梅本優香里氏のツイートを中心に

                                  ステマ臭いのであるが、謎の独立国家ソマリランドを読むと超丁寧に取材されていているのが分かるので…海賊のシステムとかも著作内で解説されていた記憶

                                    「すしざんまい社長が海賊消滅」はフェイク?ソマリアで調査をした高野秀行氏、ケニア在住で会社に取材を行った梅本優香里氏のツイートを中心に
                                  • 高野秀行 on Twitter: "オープンレターから名前が削除されました。前に出した削除依頼のメールは届いてなかったようで、再送したところ、すぐに対処してくれました。https://t.co/arTxAal7J1"

                                    オープンレターから名前が削除されました。前に出した削除依頼のメールは届いてなかったようで、再送したところ、すぐに対処してくれました。https://t.co/arTxAal7J1

                                      高野秀行 on Twitter: "オープンレターから名前が削除されました。前に出した削除依頼のメールは届いてなかったようで、再送したところ、すぐに対処してくれました。https://t.co/arTxAal7J1"
                                    • ドイツ文学者・横道誠×ノンフィクション作家・高野秀行対談(前編) 発達障害を持つ私たちは、いかにして混沌とした世界を再構築していくか|じんぶん堂

                                      じんぶん堂TOP 教養 ドイツ文学者・横道誠×ノンフィクション作家・高野秀行対談(前編) 発達障害を持つ私たちは、いかにして混沌とした世界を再構築していくか 記事:晶文社 横道誠さん(左)、高野秀行さん(右) 書籍情報はこちら 興味がないことには興味なし 高野 横道さんとお会いするのは、実は今日が初めてなんですよね。一度オンラインで顔合わせだけしましたが、実際にお目にかかったのは、ここ代官山 蔦屋書店のラウンジで、ついさっき。 横道 そうですね。 高野 コーヒー飲んでるだけなのにニコニコしていて、チャーミングな人だなと思いました。 横道 僕も同じことを思っていました(笑)。ニコニコしてチャーミングな方だな、と。発達障害者って、ふだんしんどいことが多いから、ちょっとした嗜好品でも快楽を強く感じて、ニコニコしちゃうんでしょうね。 高野 発達障害でよかったことのひとつですね。横道さんはASDとA

                                        ドイツ文学者・横道誠×ノンフィクション作家・高野秀行対談(前編) 発達障害を持つ私たちは、いかにして混沌とした世界を再構築していくか|じんぶん堂
                                      • ITから呪術まで…“あらゆる手段”で軍と戦う「在日ミャンマー人」のリアル(高野 秀行) @moneygendai

                                        ミャンマーが軍政クーデターに揺れている。『西南シルクロードは密林に消える』『ミャンマーの柳生一族』などで、現地を取材した高野秀行が、東京のミャンマー人たちの生の声を緊急取材した。 写真/森清 前回の記事はこちら→『祖国が軍政クーデターに揺れる「東京のミャンマー人」たちの本当の声』 「多様性と混沌」のミャンマー 高田馬場は別名「リトルヤンゴン」と呼ばれ、十軒以上のミャンマーレストランが軒を連ねる。中でも中心的存在は駅の真ん前にあるタックイレブンという古いビル。ここにはミャンマーレストランが二軒入っているほか、上の階にはミャンマーの食材店がいくつも並んでいる。 ミャンマー料理店の老舗〈ノングインレイ〉はこのタックイレブンの一階にある。モモさんのゴールデンバガンと同様、ここも経営者はシャン人で、シャン料理を得意とする。ある意味で「多様性と混沌のミャンマー」を体現するかのようなごった煮感にあふれた

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                                        • インドで身ぐるみ剥がされて気づいた異文化コミュニケーションのヒント。探検作家・高野秀行の多様性社会論 - コトナル - Yahoo! JAPAN

                                          『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)という本が話題を集めています。著者は、アジア・アフリカ・中南米など世界各地の辺境を探検し、独自の切り口でその冒険譚を綴ってきたノンフィクション作家の高野秀行さん。これまで訪れた国は約70、習得した言語は25以上。本書は、高野さんが言語とどのように向き合い、そして魅了されてきたかを、ユニークなエピソードとともに紹介した「語学エッセイ」です。 とはいっても、本書は自己の語学スキルを誇示しているわけではありません。それどころか「私ほど語学において連戦連敗をくり返し」ている人はいない、とまで言い切ります。見た目も違う、日本語も通じない、価値観も違う人々に囲まれながら、それでも「言語」を武器に、数々の難局を乗り切ってきた異文化コミュニケーションの達人に、多様性社会の中で共生していくためのヒントについて伺いました。 高野 秀行(たかの ひでゆき)さ

                                            インドで身ぐるみ剥がされて気づいた異文化コミュニケーションのヒント。探検作家・高野秀行の多様性社会論 - コトナル - Yahoo! JAPAN
                                          • 高野秀行、清水克行 著『世界の辺境とハードボイルド室町時代』より。空前絶後の奇書! - 田舎教師ときどき都会教師

                                            清水 僕もいくらか農村調査はやってきましたけど、確かに今はもう日本の農村に行っても、戦前の暮らしが垣間見えればいい方で、とても前近代は体感できないんですよね。だから、これから前近代史研究を志す人は世界の辺境に行ってみた方がいいのかもしれません。学ぶところがきっと多いんじゃないかと思います。 高野 辺境を知ろうとするときに歴史が役に立つみたいに、歴史を考えるときに辺境での見聞が役に立つということですか。 清水 中世史の研究者も、古文書だけから理論を立ち上げているわけではまったくなくて。そうでもしないと、想像もつかない世界のことを叙述するのはたぶん無理なんで。(高野秀行、清水克行『世界の辺境とハードボイルド室町時代』集英社文庫、2019) こんばんは。農村調査でも世界の辺境でもないですが、先日、縁あって福島県の西南にある只見町に行ってきました。豊かな森林資源や田子倉ダムで知られる、人口3500

                                              高野秀行、清水克行 著『世界の辺境とハードボイルド室町時代』より。空前絶後の奇書! - 田舎教師ときどき都会教師
                                            • 高野秀行『アヘン王国潜入記』|読書旅vol.46 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

                                              先日、久しぶりに連絡を取った知人から〈たまにブログ見てるよ〉と言われ、続けて〈実は俺、高野秀行さんに憧れてノンフィクション作家をめざしていた時期があるんだよね〉と打ち明けられました。マジかよ……。 その知人男性を仮にN君としておきましょう。私から見たN君は現代社会にバッチリ適合し、合理的で隙がなく、仕事も家族サービスもテキパキこなす人物。N君の爪の垢を煎じて、ツレに毎日2リットル程度飲ませたいレヴェルです。 そんなN君が、こともあろうに高野秀行さんみたいな作家をめざしていたとは。私の知り合いの中ではけっこう稀なまともキャラのN君。しかし、この件を受けてイメージがガラリと変わりました。 高野秀行さんを社会不適合者だと言いたいんじゃないんです。第一、本気で協調性のない人にあんな取材はできません。ただ、少なくとも高野さんがまともじゃないことは誰の目にも明らか。 私も高野さんの作品は大好きですが、

                                                高野秀行『アヘン王国潜入記』|読書旅vol.46 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
                                              • 高野秀行「辺境メシ ヤバそうだから食べてみた」を読む

                                                ゴリラの肉を食べようと思うだろうか。それは日本人の感覚だけの話でコンゴでは違うらしい。他にもチンパンジーを食べる話も出てくるし、脳みそがどうのという話もある。昆虫や芋虫を食べるのは当然で、生肉を食べたり、血で煮込んだり、ヤギの胃の中にある草などを胃液とともにスープにしたり、カエルをミキサーにかけてジュースにしたり、えげつないものが満載だ。はっきりいってゲテモノとしか思えない。 最近ではコオロギが入ったスナックや、無印良品でもコオロギせんべいの販売を始めた。世界的に見ても昆虫を食料にしようとする動きがある。環境負荷が少なく、生産も容易、栄養価も高いとなると人類にとっての救世主に昆虫がなるかもしれない。人間の人口が増えすぎ、食糧危機が目前に迫っているとなると深刻だ。一つのヒントは辺境メシにある気がする。地域にある食材を持続可能な方法で食べるということがこれからの社会でとても重要だ。辺境だ、ゲテ

                                                  高野秀行「辺境メシ ヤバそうだから食べてみた」を読む
                                                • 『謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―』 高野秀行 | 新潮社

                                                  納豆は煮るか蒸した大豆に納豆菌が繁殖して出来る発酵食品で、特有の粘質物質(糸引き)と濃厚なうま味、迸るほどの栄養価、独特の匂いなど、どれをとっても不思議で神秘的な食べものである。日本人は昔から、これを味噌汁の中に入れたり、ご飯にかけたり、さまざまなものと和えたりして、大いに食べてきた。肉をほとんど食べなかった日本人にとって、味噌と共に貴重な蛋白質の供給源となって、大いに日本人を助けてきた有難い歴史を持っている。 この納豆は、日本だけにあるものではなく、我が輩が調査してきただけでもミャンマーやタイ、中国南部(雲南省西双版納)、インドのシッキム(ナガランド)、ネパール、ブータンなどにもあった。ただし、その造り方や形状、食べ方などはとてもまちまちで、従って出来上った納豆が、今日私たちが食べているものと同じような風味のものであると考えるのは無理であった。 さて、高野秀行さんの『謎のアジア納豆―そし

                                                    『謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―』 高野秀行 | 新潮社
                                                  • 後篇 オノマトペから言語が発達した? | 言葉は「間違い」の中から生まれる | 今井むつみ , 高野秀行 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社

                                                    著者: 今井むつみ , 高野秀行 「言語はジェスチャーゲーム(言葉当て遊び)のようなものだ」という画期的な見方を提示して話題になっている『言語はこうして生まれる』(モーテン・H・クリスチャンセン、ニック・チェイター著)。本書について、辺境ノンフィクション作家の高野秀行氏と、慶應義塾大学SFC教授の今井むつみ氏が語り合った。後半はオノマトペとアブダクション推論から言語習得を考えます。 (前篇はこちらから) 高野 今井先生も最近『言語の本質』(秋田喜美氏との共著)という本を出されましたよね。 今井むつみ・秋田喜美『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(中公新書) 今井 はい。この本では、どうやって言語の多様性が生まれ得るんだろうかということを真剣に考えてます。『言語はこうして生まれる』が出るとは知らずに書いたものなんですが、根っこが同じだから、言いたいことはすごく似ていると思いました。

                                                      後篇 オノマトペから言語が発達した? | 言葉は「間違い」の中から生まれる | 今井むつみ , 高野秀行 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社
                                                    • 『高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで|高野秀行辺境メルマガ』へのコメント

                                                      暮らし 高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで|高野秀行辺境メルマガ

                                                        『高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで|高野秀行辺境メルマガ』へのコメント
                                                      • Amazon.co.jp: 語学の天才まで1億光年: 高野秀行: 本

                                                          Amazon.co.jp: 語学の天才まで1億光年: 高野秀行: 本
                                                        • 【ザ・インタビュー】納豆の本場 アフリカにあり? ノンフィクション作家・高野秀行さんの新作が話題に

                                                          納豆は日本独特の伝統食である-。多くの日本人が疑わないこの常識に疑問を抱き、7年かけアジアやアフリカなどの納豆を探し回った。粘っこい運命の赤い糸を手繰り寄せるようにして、世界各地の納豆職人や納豆料理に出会う過程を追った集大成的作品だ。 「納豆はあまりに身近すぎて、そのすごさを皆さんは分かっていない。7年かけたのは、調べても調べても終わらなかったんですよ」 18年前、ミャンマーの奥地で日本のものにそっくりな納豆ご飯を食べたことなどがきっかけで納豆に興味を抱いた。そこからアジア各国や日本各地で取材を重ね、4年前に『謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』を刊行した。 「最初はこんな大げさな話になるとは思わなかった。納豆自体の奥深さに取りつかれてしまいました」 今作にもアフリカの「ハイビスカス納豆」「バオバブ納豆」や韓国の「隠れキリシタン納豆」など、インパクト抜群の納豆が続々登場。百戦錬磨

                                                            【ザ・インタビュー】納豆の本場 アフリカにあり? ノンフィクション作家・高野秀行さんの新作が話題に
                                                          • 【連載終了&書籍化決定‼】言語の天才まで1億光年 高野秀行|集英社インターナショナル

                                                            辺境ノンフィクション作家・高野秀行の超ド級 語学青春記が9月5日に発売。 noteで本書の一部を先行公開!(後編) 前編はこちら 第1章 語学ビッグバン前夜(インド篇)/後編2. 「正しさ」にこだわる人はいない インド各地を旅し、1カ月後、私はカルカッタの中央駅に帰ってきた。  旅を始めたときとは別人のように精悍な面構えになっていた。やせてすっかり日焼けし、髪も髭も伸び放題、目は鋭く辺りをうかがっていた。日本を発つ前の、世間知らずのお坊ちゃんめいた面影はない。 だが、それはあくまで外見上である。な もっとみる

                                                              【連載終了&書籍化決定‼】言語の天才まで1億光年 高野秀行|集英社インターナショナル
                                                            • 「ホームレス女子大生川を下る」著者・ 佐藤ジョアナ玲子さんが語る3000キロ川下り秘話…高野秀行氏も絶賛 - スポーツ報知

                                                              米国での大学留学中にアパートの更新を切らしてしまい、なんと“ホームレス”に! 誰もが真っ青になるところだが、佐藤ジョアナ玲子さん(25)は違った。「家がないなら、テントに住めばいいじゃない」。手元に残った、知人にもらったカヤックと3000円で買ったテント、なけなしの10万円を握り締め、大学のあるネブラスカ州からメキシコ湾まで3000キロ、約3か月の川下りを決行した。釣ったナマズをたき火で料理し、ワニと川に浮かび、蚊やアブと格闘。道中で出会った人たちと酒を酌み交わし、語り合う。「この貴重な経験を、たくさんの人にシェアしてほしい」と考え、笑いと困窮をたっぷり詰め込んだノンフィクション「ホームレス女子大生川を下る in ミシシッピ川」(報知新聞社、税込み1300円)を生まれて初めて執筆した。ノンフィクション作家の高野秀行さん(55)が、「こんなに面白い旅本を読んだのは久しぶりだ」と絶賛したこん身

                                                                「ホームレス女子大生川を下る」著者・ 佐藤ジョアナ玲子さんが語る3000キロ川下り秘話…高野秀行氏も絶賛 - スポーツ報知
                                                              • 東京で抗議デモを行う「ミャンマー人の若者」を見て「羨ましい」と思ったワケ(高野 秀行) @moneygendai

                                                                東京の学生街・高田馬場に「リトルヤンゴン」と言われる、ミャンマー料理屋が点在する一画がある。軍政クーデターに揺れる東京のミャンマー人たちは、祖国から離れたこの町でいま何を思っているのか? 写真/森清 前回の記事はこちら→『ITから呪術まで…“あらゆる手段”で軍と戦う「在日ミャンマー人」のリアル』 反軍活動の参謀本部となったミャンマー料理店 ミャンマー人の好きなものは何か? ミャンマーに帰ったら何がいちばん食べたいか? もし日本人に同じ質問をしたら意見がバラバラに分かれると思うが、意外にもミャンマー人(正確には多数派のビルマ人)は異口同音に答える。「モヒンガーとラペトウ」。 モヒンガーはナマズのダシ(肉入り)で作る米の麵であり、ラペトウは発酵したお茶の葉っぱに豆や野菜を混ぜたおかずともスナックともつかないものだ。たしかにどちらもミャンマー以外にはなく、またそれらに類似した料理がないユニークな

                                                                  東京で抗議デモを行う「ミャンマー人の若者」を見て「羨ましい」と思ったワケ(高野 秀行) @moneygendai
                                                                • 言語オタクによる希少な「サバイバー言語カタログ」:高野秀行 | ブックハンティング | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

                                                                  ゾラン・ニコリッチ(藤村奈緒美訳、山越康裕・塩原朝子日本語版監修)『あなたの知らない、世界の希少言語 世界6大陸、100言語を全力調査!』 宣言するのも恥ずかしいが、私は言語オタクである。アニメ、鉄道、アイドル、歴史……と、今やほぼあらゆるジャンルにオタクがいる時代だが、「言語オタク」の存在はまだよく知られていない。ましてやオタクの書いた言語本など、翻訳ものも含めて、今まで見かけたことが全くと言っていいほどない。言語本は言語学者かその言語の専門家が書くと相場が決まっているから、世界的にも珍しいのだろう。 その希少な一冊が本書だ。著者は、かつて4つの主要言語をもつ国として知られていた旧ユーゴスラビア出身で本人もおそらくマルチリンガルだと思うが、「言語学に関してはあくまで素人」と断っている。 鉄道オタクに「乗り鉄」や「撮り鉄」などさまざまあるように、言語オタクも人によって萌えポイントが異なる。

                                                                    言語オタクによる希少な「サバイバー言語カタログ」:高野秀行 | ブックハンティング | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
                                                                  • ドイツ文学者・横道誠×ノンフィクション作家・高野秀行対談(後編) 発達障害者である我々の方が、生きやすくなる社会がやってくるかもしれない|じんぶん堂

                                                                    じんぶん堂TOP 教養 ドイツ文学者・横道誠×ノンフィクション作家・高野秀行対談(後編) 発達障害者である我々の方が、生きやすくなる社会がやってくるかもしれない 記事:晶文社 横道誠さん(左)、高野秀行さん(右) 書籍情報はこちら (前編はこちら) 発達障害は環境が作り出すもの 横道 高野さんは『辺境中毒!』で雑誌『ムー』について書かれていて、「自分は詩も純文学小説もさっぱりわからないし、たまに読んでもおもしろくない。ルールに縛られているからだ。なのに『ムー』には詩や文学を感じる」というようなことを語っていて、それもロックだなと思いました。 高野 さすがストーカー、チェック細かいですね(笑)。 横道 これ、すごくよくわかるんです。私は親がカルト宗教信者だったので、オカルトには結構複雑な思いもあるんですが、確かに『ムー』に比べると、「現代文学」は無味乾燥に感じるものが多い。 高野 『ムー』に

                                                                      ドイツ文学者・横道誠×ノンフィクション作家・高野秀行対談(後編) 発達障害者である我々の方が、生きやすくなる社会がやってくるかもしれない|じんぶん堂
                                                                    • 言語学と言語学習の常識を覆す「ブリコラージュ」言語起源論:高野秀行 | ブックハンティング | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

                                                                      『言語はこうして生まれる 「即興する脳」とジェスチャーゲーム』(モーテン・H・クリスチャンセン、ニック・チェイター著、塩原通緒訳/新潮社) いやあ、興奮してしまった! こんなに面白い言語本にはめったにお目にかかれない。 なにしろ、本書は現代言語学界の“絶対的エース”とも呼べる「生成文法」理論を完全に否定し、大胆かつ新しい仮説を提示しているのだ。 生成文法とは、簡単にいえば、人間は誰しも生まれつき言語を使う設計図的な遺伝子をもっているという説だ。生育環境によって母語として学ぶ言語が英語だったり日本語だったりするものの、脳の中にもともと備わっているのは同じ「普遍文法」だとされる。 数十年にわたって支配的なこの学説に対して、最近、いくつか反撃を加える書籍が日本でも翻訳出版されている。話題になったダニエル・L・エヴェレット著『ピダハン 「言語本能」を超える文化と世界観』、ダニエルの息子であるケイレ

                                                                        言語学と言語学習の常識を覆す「ブリコラージュ」言語起源論:高野秀行 | ブックハンティング | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
                                                                      • 高野秀行『謎の独立国家ソマリランド』|読書旅vol.3 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

                                                                        今回取り上げるのは『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』。2013年に本の雑誌社から初版が出て、その4年後に集英社から文庫化された作品です。 著者の高野秀行さんは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」なるポリシーのもと活動を続けるノンフィクション作家で、丸山ゴンザレスさんを筆頭にヤバげな冒険家たちが敬愛してやまない超絶ヤバイ方。 余談ですが、7月22日に公開された映画『犬部!』の原作者である奥様の片野ゆかさんに対して、私は「高野さんと連れ添うのはそうとう肝が据わってないと無理だろうな」と勝手な想像を膨らませ、同じ女性として密かに憧れています。見た目も込みでめちゃくちゃイイ女。いろいろ見倣いたいです。 二重の意味でブッ飛んだ取材方法 さて、本著の舞台となるソマリランドは1991年にソマリア連邦共和国より分離した自称独立国。

                                                                          高野秀行『謎の独立国家ソマリランド』|読書旅vol.3 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
                                                                        • 『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行|知らない世界を知る楽しさ - 書に耽る猿たち

                                                                          『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』高野秀行 集英社文庫 2021.5.26読了 ずっと前から高野秀行さんの本を読んでみたくてようやく手にしたのがこの本。書店には数多くの文庫本が並んでいた。1番分厚くて躊躇したけれど、講談社ノンフィクション賞を受賞されており1番売れている本だったためこの本を選んだ。 ソマリランドってどこ?ソマリアは聞いたことあるけれど、ソマリランドとは別?いまいちピンと来ない。アフリカということはわかるけれど位置もわからない。そんな無知の状態だったのだが、読了した今、かなり詳しくなった。 家から出たことのない子供が外に初めて出た時に何でも興味を持つように、または籠の中の鳥が自由になった途端羽ばたいていくかのように、知らない世界を知ることの楽しさみたいなものを再認識した。 アフリカ東部の北側ソマリランドは、実は国連からは国と認められてい

                                                                            『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行|知らない世界を知る楽しさ - 書に耽る猿たち
                                                                          • 25以上の言語を学んだノンフィクション作家・高野秀行が語る「語学の魅力と学ぶ面白さ」とは? | GetNavi web ゲットナビ

                                                                            新作『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)を刊行したノンフィクション作家・高野秀行氏。高野氏は辺境に行くことの多い作家だが、取材前にはその国、地域の言語を学ぶことにしているという。今まで学んで使った言語の数は、25以上!! 本書はその語学をテーマとしたエッセイとなっている。今回は、本人だけが語れる語学への思い、面白さを聞かせていただいた。 (構成・撮影:丸山剛史/執筆:松本祐貴) ●高野秀行(たかの・ひでゆき) ノンフィクション作家。1966年、東京都生まれ。ポリシーは「誰も行かないところに行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」。『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)でデビュー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションを数多く発表している。Twitterはコチラ 語学での文法とは地図のようなものーー今までさまざまな国、地域を探検し、取材してきた高

                                                                              25以上の言語を学んだノンフィクション作家・高野秀行が語る「語学の魅力と学ぶ面白さ」とは? | GetNavi web ゲットナビ
                                                                            • 高野秀行 | 第1章 コンゴ怪獣探査と言語ビッグバン【第4回】|集英社インターナショナル

                                                                              第4回 ウケる! リンガラ語学習 私と向井は結局、ザイールとコンゴに2カ月ほど滞在した。コンゴ政府と交渉したり、ムベンベが棲むと言われる湖の周辺の村々を調査して歩きながら、リンガラ語をせっせと覚えていった。帰国してから、私は他のコンゴ隊メンバーのために、リンガラ語の入門テキストを作成した。 「突撃リンガラ語入門」 「突撃リンガラ語入門」と題したそれを、最近部屋を片付けているとき偶然発見した。 ワープロ打ちの原稿をコピーしてホチキスで閉じた、全部で14ページの簡易なものだが、なかなか気が利いている。 表紙には「ソキ・オザリ・ナ・ミノ、リヤ・マサンゴ(歯があるときにトウモロコシを食べなさい)」というコンゴの諺(ことわざ)が記されている。「できるときにやれ」という意味だが、特に子どもや若者に「若いうちに勉強しろ」と尻を叩くときに使う諺らしい。年取って歯がなくなってからではトウモロコシはかじれない

                                                                                高野秀行 | 第1章 コンゴ怪獣探査と言語ビッグバン【第4回】|集英社インターナショナル
                                                                              • 幻の怪獣ムベンベから、 謎のアフリカ納豆まで。 | 高野秀行 | ほぼ日刊イトイ新聞

                                                                                ノンフィクション作家として 数多くの刺激的な本を書いてきた 高野秀行さんは、 早稲田大学探検部の時代から、 絶えず休まず、 地球の隅々に好奇心の矢をはなち、 「おもしろそう!」を発見するや、 ひょいっと飛んで、 そこにあるものごとを丸ごと、 見て聞いて喋って食べてきました。 コンゴで幻獣を探した30年前、 アフリカで納豆を追う現在。 全人生で探検している! その好奇心と行動力に、憧れます。 全9回。担当はほぼ日奥野です。 >高野秀行さんのプロフィール 1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。 早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。『謎の独立国家ソマリランド』で第35回講談社ノンフィクション賞を受賞、第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受

                                                                                  幻の怪獣ムベンベから、 謎のアフリカ納豆まで。 | 高野秀行 | ほぼ日刊イトイ新聞
                                                                                • 学んだら飽き、また学ぶ|ノンフィクション作家・高野秀行|私が学ぶ「私的な」理由|國學院大學メディアnote

                                                                                  学ばなければではなく、学びたい、知りたいから学ぶ。自身の体験や問題意識に基づいた理由があると、学びはもっと豊かになる。学び直す道を選んださまざまな職業人に、学びのスタイルと「私的な」理由を伺います。 「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」。ノンフィクション作家・高野秀行さんは、世界中の辺境で旅や取材を続けています。 取材先では、現地の人が使う言葉でコミュニケーションを取るという高野さん。これまで学んだ言語の数はなんと25以上で、著書『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル刊)では自身の語学体験とユーモア溢れたエピソードがつづられています。 高野さんは、フランス語や中国語といったメジャーな言語から、話せる人がほとんどいない、ミャンマーの少数民族が使う「ワ語」まで、さまざまな言語を次々に学び続けています。そして、新しい言語を学ぶことそのものに、面白

                                                                                    学んだら飽き、また学ぶ|ノンフィクション作家・高野秀行|私が学ぶ「私的な」理由|國學院大學メディアnote

                                                                                  新着記事