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小谷野敦の検索結果1 - 4 件 / 4件

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小谷野敦に関するエントリは4件あります。 社会、 文学、 小説 などが関連タグです。 人気エントリには 『「大江健三郎がいた日本」の私     小谷野敦(作家・比較文学者) - jun-jun1965の日記』などがあります。
  • 「大江健三郎がいた日本」の私     小谷野敦(作家・比較文学者) - jun-jun1965の日記

    (時事通信配信) 大江健三郎氏が亡くなられた。かつて谷崎潤一郎が死んだ時、三島由紀夫は、「谷崎朝時代」が終わったと評したが、私には、その少し前から始まっていた「大江朝時代」が今終わったと言いたいところである。大江氏は、東大五月祭賞を受賞し、「東京大学新聞」に発表された「奇妙な仕事」を、文芸評論家の平野謙が文芸時評で取り上げることによって、一躍有望な新人としてデビューし、ほどなく「飼育」で芥川賞を受賞したが、私には「奇妙な仕事」こそが初期大江において最も斬新な作品だと感じられる。当時、東大仏文科に在学中で、卒業とともにいきなり多忙な人気作家生活に入った大江氏には、苦しい時期が断続的に襲ってきた。高校時代からの年長の親友だった伊丹十三の妹と結婚し、精神的な安定をみたのもつかの間、浅沼稲次郎暗殺を題材にした「政治少年死す」を発表して右翼の脅迫に遭い、さらに脳に障碍のある男児・光が生まれ、彼ととも

      「大江健三郎がいた日本」の私     小谷野敦(作家・比較文学者) - jun-jun1965の日記
    • 特集ワイド:この国はどこへ コロナの時代に 作家・小谷野敦さん 耐える以外、意味はない 何も言わずにいるのも必要 | 毎日新聞

      <私に何か訊(き)こうとしている方は私の著書を『江戸幻想批判』を含めて25冊以上読んでからにして下さい。あと性格の悪い方は話しかけないようお願いします>。ツイッターでこう自己紹介する作家・比較文学者、小谷野敦さん(57)のつぶやきを生で聞きたい。「ムーミン」に出てくる「無駄じゃ無駄じゃ」が口癖の哲学者をイメージさせる博学の人だが、業界を渡り歩く上でウソやおべんちゃらが言えないがゆえにいろいろと衝突を重ねてきた。そんな論客が、疫病下の、ままならぬ世の中をどう語るだろうか。 ご自宅のマンションを訪ねると、苦い表情で語りだした。

        特集ワイド:この国はどこへ コロナの時代に 作家・小谷野敦さん 耐える以外、意味はない 何も言わずにいるのも必要 | 毎日新聞
      • プラックローズら「「社会正義」はいつも正しい」 書評 小谷野敦(読書人) - jun-jun1965の日記

        少し前に、『現代思想』(青土社)が「ポストモダン」を擁護的に特集した際、謳い文句に「アカデミズムの外で詭弁に使われ」とあるのを見て私は「中で」の間違いじゃないかと思った。しかし日本のポモ思想は、何やら現代版禅仏教みたいになり、おとなしい草食動物みたいだと、本書を読むと感じる。本書の著者二人は、「第二のソーカル事件」とされる、ピーター・ボゴシアンの盟友で、ニ十本のポモ風インチキ論文を査読雑誌に投稿してうち七本が掲載されるという事件を起こし(なおこの論文のうち二本は本書の帯で紹介されているが、詳細な内容は本書内にはない)、そのためボゴシアンは勤務先の大学を辞職させられたが、その後、クイア理論をへたポモの「社会正義理論」の影響もあり、キャンセルカルチャーやマイクロアグレッション(些細な過去の発言をとりあげて叩くこと)、つまり「ポリコレ」と言われるアメリカでの知識人の内部抗争が激化したり、BLM運

          プラックローズら「「社会正義」はいつも正しい」 書評 小谷野敦(読書人) - jun-jun1965の日記
        • 小谷野敦が「ポストモダンよりソクラテスを読め」という理由

          せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。http://seidansha.com ビジネスを強くする教養 斬新な思考、創造性はアートからやってくる!美術や音楽、ワイン、さらには哲学や宗教などを、その世界のプロ達が、最新のトピックスにからめて、わかりやすく解説します。 バックナンバー一覧 昨今注目を集めている哲学。2018年、152万部を超える大ベストセラーとなった『漫画 君たちはどう生きるか』は、哲学書としても扱われ、注目を集めた。今回は10月に著書『哲学嫌い』(秀和システム)を上梓した比較文学者・作家の小谷野敦氏に、教養としての哲学について話を聞いた。(清談社 福田晃広) 前提が成り立っていない ポストモダンは学ぶ価値なし

            小谷野敦が「ポストモダンよりソクラテスを読め」という理由
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