WGPトップカテゴリーのMotoGPクラスは、いわば秘密の塊で、マシンのカウルの内側には門外不出の技術と情報が詰まっている。それはライダーの契約についても同様で、契約条項の中に“他言無用”という厳しい項目があり、トップシークレットになっている。 そのため、昨年のチャンピオンであるスズキのジョアン・ミルはいくら稼いでいるの？　今年のチャンピオンのファビオ・クアルタラロは？　といったことがなかなか話題にならない。野球やサッカーなど他のプロスポーツでは、賞金やスポンサーとの契約金額がニュースになるのに、WGPでそういう話が漏れてこない理由を勘ぐれば、実はそれほどもらっていないからではないか？　と思ったりする。 最近はなかなかないのだが、長年この仕事をしていると、ライダーたちから秘密厳守ということで直接聞けることもあるし、メーカーの担当者から聞けることもある。もう時効だから書いてもいいと思うのだが

レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーと勝利を祝う山本雅史。この日のためにコース外でも駆け引きを繰り広げてきた。 イギリスGPの舞台となっているシルバーストーンは、F1の聖地といわれる。1950年にF1としての初のレースが行われたサーキットがここだったからだ。 そしてシルバーストーンはホンダにとっても、忘れられない場所だ。 1987年のイギリスGPでのこと。ウイリアムズとロータスにエンジンを供給していたホンダは、決勝レースで1位から4位までを独占した。これはホンダF1史上初であり、その後も成し遂げられていない唯一の快挙である。 2017年に聖地で行われた密談。 それから30年後の、2017年のイギリスGP前日。ホンダはこのシルバーストーンで、ある重要な会談を行う。それはホンダのマネージングディレクターを務める山本雅史（当時はモータースポーツ部長）とレッドブルのモータースポーツアドバイザーを

なんてわかりやすい…バイクのイベントコンパニオンが女性でなくちゃいけない理由 女性が社会進出するに従い、男性もかつては女性職とされてきた仕事に従事することが珍しくなくなりました。 しかし、やはり女性の方が向いていると言わざるを得ない職業もあるようです。 もしドゥカティのバイク「パニガーレ1199」のイベントコンパニオンを、女性から男性に置き換えたなら……。 どうなるのか、その例をご覧ください。 1. 美しい。 ……。 2. 美しい。 ……。 3. 美しい。 ……。 4. 美しい。 ……。 5. 美しい。 ……。 6. 美しい。 ……。 7. 美しい。 ……。 8. 美しい。 ……。 9. 美しい。 ……。 結果は言うまでもありませんね。世の中には向き・不向きというものが厳然と存在するようです。 以前ご紹介したこちらもどうぞ。 モーターショーのキャンギャルやコンパニオンが女でなくちゃいけない

2007年・2008年とF1世界選手権の日本グランプリが行われた富士スピードウェイですが、2010年以降の日本グランプリ開催を中止することを正式に発表しました。これは2008年10月からの世界的経済不況に伴う経営環境悪化と、経済回復の目処が立ちにくい事情からだそうで、今後もフォーミュラ・ニッポンやSUPER GTなどの国内レースは積極的に盛り上げていくそうです。 詳細は以下から。 (PDF)富士スピードウェイ　Ｆ１日本グランプリ開催中止を発表 「日本グランプリ」という名前は1963年の改造市販車レースに与えられたところからスタートしたそうで、その後は富士スピードウェイでスポーツカーを用いて行われていましたが、1971年からはフォーミュラカーを使ったレースとなりました。1976年に初めてF1世界選手権シリーズが開催されましたが、翌77年の日本グランプリで観客が死亡する事故が発生、日本グランプ