奈良・東大寺二月堂の修二会（しゅにえ）（お水取り）で使うたいまつを、三重県名張市から運ぶ「松明調進（たいまつちょうしん）」が12日、行われた。これまでは徒歩などで運んできたが、今年は専用臨時列車で運ぶ。関係者によると、列車を使うのは約35年ぶりという。 たいまつの材料は、同市赤目町一ノ井地区の住民らが山で切り倒した1本のヒノキ。板状に切り分けたヒノキの束を、約1・5メートルの竹の棒の両端にくくりつけて運ぶ。重さは約35キロにもなる。 松明調進は鎌倉時代から続くと伝わる行事。昭和初期からは列車で運んでいたというが、35年ほど前から、奈良県境の笠間峠までを伝統的な徒歩での輸送を取り入れ運んでいた。だが、高齢化による担ぎ手不足などで、列車輸送を復活させた。一般の人にもツアー形式で輸送に参加してもらい、伝統を広く知ってもらう狙いもあるという。（白井伸洋） ","naka5":"<!-- BFF50

静岡県川根本町で昨秋に実施された「耐久サッカー」の参加者数が10日、「サッカーの同一試合に出場した選手の数」のギネス世界記録に認定された。2391人がカウントされ、これまでの記録を34人上回った。 世界記録への挑戦は、町民ら有志で組織する「SUN川根スタンドアップ！プロジェクトチーム」（石原一則実行委員長）が企画。昨年11月23～26日に連続72時間、フルコートで11人対11人によるサッカーを途切れることなく続けた。 ルールは、選手交代はできるが、一度外に出ると試合に戻れず、1回でもボールに触らないと「出場」とは認められない。これまでの世界記録は、2016年に南米チリで達成された2357人だった。 主催者によると、今回は2488人が申し込み、終了時点で「2371人が出場した」と発表した。その後、ギネス世界記録の事務局から正式に2391人と認められたという。 町内のグラウンドで10日にあった

2025年の大阪・関西万博で、三重県の全体事業費が現時点で11億6千万円に上る見込みであることがわかった。県民1人あたりに換算すると約670円になる。県内の子どもたちが校外学習で訪れる際の入場券負担を決めたほか、ブース建設の人件費などの高騰が全体額を押し上げた。 大阪・関西万博で、三重県は滋賀県や京都府など9府県でつくる関西広域連合の関西パビリオンに出展する。三重県ブースで、県内への誘客や県産品の販路拡大を図るため、歴史を体感できるトンネルや映像などで県の魅力を紹介をする。 県産品振興課によると、全体事業費の見込み約11億6千万円の内訳は、関西パビリオン負担金が約2億円。県ブース展示費用が約5億4千万円。これまで4億6千万円を見込んでいた。映像コンテンツの本数や映像機器を減らすなどしたが、人件費や資材の高騰で費用がかさんだという。 イベント・その他事業費分が新たに積算され、約4億2千万円。

大ファンのゴジラの人形がずらりと並ぶ実家で、「怪獣ヤロウ！」の製作への意気込みを語る八木順一朗さん＝関市下有知

地震後患者増加 受け入れ態勢急ぐ　精神障害者のこころの健康と生活を守ろうと、七尾松原病院（七尾市）は１１日、能登半島地震からの復興に向けたクラウドファンディング（ＣＦ）を始めた。目標金額は１千万円で、被害を受けた施設の修理などに充てる。同病院を運営する医療法人「松原会」の松原三郎理事長（７８）は「２次避難先から戻ってきた人が安心して福祉サービスを受けられるようにしたい。今、必要」と訴える。　（郷司駿成） 松原会は、１９５８（昭和３３）年に七尾松原病院を開設するなど、６０年以上にわたって七尾市と穴水町を中心に能登地域で精神科医療や障害福祉サービスを提供してきた。今年４月には「こころの相談支援センター」を立ち上げ、より患者に寄り添える態勢を構築しようとしていた。 今回の地震で、七尾松原病院では、配管が一部破損して断水が解消しても一部のトイレが使えなかったり、駐車場が液状化したりする被害が発生。

ゴジラが世界に認められた－。松本市出身の山崎貴監督の映画「ゴジラ－1・0」が米アカデミー賞視覚効果賞を受賞した11日、長野県内は喜びに包まれた。ロケ地の一つとなったのは岡谷市。気さくな監督が今も交流を続ける松本市の関係者もエールを送り続ける。

第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した「ゴジラ－1・0（マイナスワン）」は、三河湾に面した西尾市の東幡豆漁港でも撮影が行われた。映画の中で漁港が登場するのはわずかな時間だが、撮影に協力した市や漁協関係者は「製作陣は一場面を撮影するのに、念入りに準備をしていた」と振り返る。

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フランスのマクロン大統領をはじめ、世界中から寄せられた追悼の言葉が、その存在の大きさをあらためて感じさせる。「Dr．スランプ」や「ドラゴンボール」で知られる漫画家の鳥山明（とりやまあきら）さんが、1日に亡くなった。68歳、まだまだこれからも活躍してほしかった表現者の、突然の他界を悼む。

名古屋鉄道は12日から1カ月間、将棋の藤井聡太八冠の地元である愛知県瀬戸市と名古屋市を結ぶ瀬戸線（栄町―尾張瀬戸、20・6キロ）で、王将の駒のステッカーを貼った「将棋とれいん」1編成を運行する。

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