Tweet 郡上八幡城、入場１６万人　口コミで人気 2017年04月02日08:31 城をバックに記念撮影をする来場者＝郡上市八幡町、郡上八幡城 最近の“お城ブーム”を背景に、岐阜県郡上市八幡町のシンボル「郡上八幡城」の来場者が増えている。２０１６年度は１６万人に達し、２年間で約１・４倍に伸びた。城を管理する郡上八幡産業振興公社の小木曽匡さん（３４）は「今後、城の歴史などを紹介する仕組みづくりにも力を入れたい」と意気込んでいる。 来場者数は、１０年ほど前から約１１万人で推移してきたが、朝霧に浮かぶ城のポスターが「天空の城」として注目を集め、１５年度に約１４万５千人と急伸。１６年度も勢いは衰えず、２年連続で過去最多を更新した。 小木曽さんは「城からの眺望、新緑や紅葉の美しさなどが口コミで広まったのではないか」と分析。「紅葉シーズンの城のライトアップなど強みを生かした企画の効果も出たと思う」と

旧神岡鉄道のディーゼル車「おくひだ１号」が８日、飛驒市神岡町で１日だけ復活する。時速３～５キロのゆっくりした走りだが、営業運転を終えた２００６年１１月末以来、１０年４カ月ぶりとなる走りに、関係者は様々な思いを込める。 旧神岡鉄道の廃線跡でレールマウンテンバイクを走らせる「ガッタンゴー」の営業は０７年５月に始まり、いまでは海外客も含めて年間４万人以上を集める人気スポットだ。１０周年事業として、廃線跡がある全国の自治体や民間団体が再活用策や課題を話し合う「ロストラインフェスティバル」を神岡で開き、おくひだ１号の復活走行をその目玉にする――。 ガッタンゴーを運営するＮＰＯ法人「神岡・町づくりネットワーク」（鈴木進悟理事長）と飛驒市がこうしたプランに合意したのは昨年１０月だった。 車両は市が所有。廃線後は旧神…

「いのちの車窓から」を執筆、星野源さん（３６） 出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は、主題歌「恋」とそのダンスも含め社会現象に。いまや「時の人」だが、「口をぽかんと開けてみていて、なんだかすごいなって」。ふわりとした、あの笑顔で言う。「ちょっとだけひとごとのような」感じらしい。 学校になじめずにいた中学時代。音楽と演劇に出会う。２０００年にバンド「ＳＡＫＥＲＯＣＫ」を結成、０３年から劇団「大人計画」の舞台にも立つ。「場所はニッチでも、わかってくれる人だけが聞いてくれればいいと思ったことはない」。「星野源が好き」と表明することに「サブカル」や「文化系」という言葉がついて回ったのは、もう過去の話だ。 文筆家としても注目を集める。…

１９９７年の長野新幹線（現在の北陸新幹線長野－東京間）開業とともに導入された北陸新幹線のＥ２系車両が３１日、ラストランを迎え、デビュー路線での走行を終えた。Ｅ２系は東北、上越新幹線で残る。 Ｅ２系は、高崎駅（群馬県）から標高の高い軽井沢駅に向かう急勾配でも速度をあまり落とさず走れるよう、高出力のモーターを装着した。東京から長野に向かう観光客らのために、スキー板も置ける荷物置き場を設けた。

高山市丹生川町の山岳道路「乗鞍スカイライン」の今季開通に向けた除雪作業が一日に始まった。五月十五日に全線開通する予定。 国道１５８号からスカイライン入り口までをつなぐ、全長二・五キロの取り付け道路「乗鞍公園線」で除雪した。市によると、入り口付近の積雪は例年より多い一・四メートル。気温一度と冷え込む中、ロータリー車など二台の除雪車が雪を巻き上げて吹き飛ばし、白いアーチを作った。

名古屋城本丸御殿（名古屋市中区）の「孔雀（くじゃく）之間」の一般貸し出しが一日、始まった。こけら落としとして七日まで、西陣織などの生地をガラス板で挟み込んだ作品の展覧会「和硝子（ガラス）の世界」が開かれている。 京都市の制作会社が出品した二十五点を展示。銀色の竜が空を駆ける雄大な姿や、青色の羽を広げたクジャクを表現した作品が並ぶ。ガラスの光沢とともに生地の美しい絵柄が浮かび、来場者の目を引いていた。

朝日新聞デジタルのアンケート「たばこの煙」には、２１３０の回答がありました。多くの方が受動喫煙防止のための規制強化を求めています。一方で、たばこ自体は法律で禁じられているわけでもないのに、という声もあります。まず、集まった声の一部とともに、受動喫煙防止をめぐる最近の動きについて紹介します。 ■分煙でも「吸う人」目線／販売していて規制とは アンケートに寄せられた声から、たばこを「吸ったことはない」「吸っていたが、今は吸っていない」「ヘビースモーカー」「吸うがそれほどという認識はない」という答えごとに、意見の一部を紹介します。 【吸ったことはない】 ●「医師です。たばこの話になると“臭いが嫌”という『好き嫌い』や、“ポイ捨てはダメ”という『マナー』の問題にすり替えられて、議論されることが多いように思います。アスベストは発がん性があるから規制されました。それと同じことなのです。好き・嫌いの感情論