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【セビリア（スペイン南部）=共同】スペイン・セビリアに滞在中の皇太子さまは14日午後（日本時間15日未明）、市内のホテルで、仙台藩が400年前にスペインに派遣した「慶長遣欧使節団」の子孫といわれ、スペイン語で日本を意味する「ハポン」姓の人たちとの交流レセプションに出席し、懇談された。集まった「ハポンさん」たちは、支倉日本スペイン協会のフアン・フランシスコ・ハポン会長（44）ら約30人。自営業ア

日本経済新聞社のニュースサイト:ニュース特集ページ。最近話題になっているニュース・話題をピックアップ

洋風邸宅のような式場で開く「ハウスウエディング」スタイルの結婚式がより華やかに変身している。晩婚化もあり、披露宴を含めた式の費用は平均344万円と2年前より6%近く伸びた。流行に敏感で予算を惜しまない「こだわり派」の新郎新婦の需要に応えようと、結婚式場を運営する会社が改装やサービスに力を入れている。結婚式はホテルや専門式場に加え、庭のある邸宅などで披露宴を開くスタイルが人気を集めている。このう

4月に始まった携帯電話など小型家電のリサイクル制度に、全国の自治体の過半数が既に制度に参加したか、参加の意向を示していることが15日、環境省が5月に実施したアンケートで分かった。昨年11月時点で参加の意向を示していた自治体は34%にとどまっていたが、制度への理解が深まったとみられる。リサイクル制度は、参加する市区町村が回収ボックスなどを設置して住民から小型家電を集め、国の認定する業者に引き渡す

2020年以降の温暖化ガス削減の国際的な枠組みの骨格が固まってきた。14日閉幕した国連気候変動枠組み条約の作業部会で、日米欧の先進国はすべての国が自ら排出削減目標をつくり、事前に多国間で削減水準を検証する仕組みで一致。新興国から強い反対はなく、同案の具体化が今後の交渉の軸になりそうだ。11月にワルシャワで開く第19回国連気候変動枠組み条約締約国会議（COP19）で大枠合意を目指す。20年以降

総務省は2014年度から民間のIT（情報技術）分野の研究者を米シリコンバレーのベンチャーキャピタル（VC）に派遣する。初年度は5人程度を想定している。資金調達ノウハウなどを学んでもらい、技術の事業化を後押しする。研究開発が事業に結びつかない現状を打開する。研究者を受け入れるVCやベンチャー企業を年内に選定する。派遣先はIT分野の研究や起業が盛んなシリコンバレーで10～20社の確保をめざす。希望

三菱東京UFJ銀行は世界銀行グループの国際金融公社（IFC）と共同で、アジアの貿易円滑化のために2億ドル（約190億円）の融資枠を設けた。新興国の食料やエネルギーの輸出を後押しする狙いで、まず輸入を手掛けるシンガポールなどの12社に貸し出す。アジアを起点とするモノの流れをつかみ、貿易金融の拡大につなげる。今回設けた融資枠は三菱UFJの貸し出しの最大50%をIFCが保証する仕組み。IFCは仏ソシ

暑い夏の到来を前に、日本気象協会は15日、全国各地のゆるキャラを集め、「熱中症予防大使」に任命した。大使となったゆるキャラは今後、各地で熱中症への注意を呼び掛ける。東京・池袋であった任命式では、日本気象協会の古山享嗣管理本部長が「今年

在沖縄米海兵隊は15日、場外着弾事故を受けて11日から中断していた北海道の矢臼別演習場（別海町、厚岸町、浜中町）での実弾射撃訓練を再開した。道や地元が抗議する中での再開に、高橋はるみ知事は15日、札幌市内で記者会見し「遺憾だ」と不快感を示した。知事は19日にも地元町長らと防衛省に出向き、小野寺五典防衛相に再発防止の徹底を求める文書を出す見通し。釧路市内で記者団の取材に応じた厚岸町の若狭靖町長

卵子提供による出産の割合は2012年に3年前の約3倍に増えたことが、厚生労働省研究班（主任研究者・吉村泰典慶応大教授）の調査で15日、分かった。大半が海外からの提供で平均年齢は45.2歳と高齢出産である実態も明らかになった。吉村教授は「年間300～400人が卵子提供で生まれている推計」と指摘。高齢での出産リスクの注意喚起や卵子提供のルール作りを求める議論が活発化しそうだ。研究班は大学病院や総合