2007'01.13 (Sat) 13:45

魔物に追い詰められ大ピンチの祐一。

そこに…

屋上から…

飛んでくる…

舞!!

カッコイイ、格好よすぎる!!!
kanon史上最も激しく幻想的な見せ場をこうも見事に表現する京アニ!素晴らしすぎる。
てゆうかアレです、どう考えても間違いなく京アニは世間に過小評価されてる。今回のエピソードはとんでもないハイレベルな仕事。ロクに言葉で説明しなくても、『見ればわかる』シーンの連発。正直ありえない。正直ここまで素晴らしい作りはありえない。
見れば分かる、舞の手足の損傷。
見れば分かる、舞の表情の大幅な変化。
見れば分かる、舞の過去。
見れば分かる、え~と他にもあといろいろと。
凄い。これ作った方最高に凄い。こんな凄いアニメ見たこと無い。つうかこれはもうアニメじゃない。アニメってレベルじゃない。
今回どうも、「早すぎてわかんね」「原作と違う」みたいな感想が多い感じだったので、僭越ながら僕解釈で舞シナリオの説明をさせて頂きます(ホント僭越だな(笑))。
この京アニ版kanonは、原作から祐一の恋愛感情を抜き取ったもの。佐祐里さんも少し抜き取ったもの。
つまり、川澄舞というキャラクターを語りつつ、彼女が夢から覚める物語。
(それが全てで、その他の大部分を切り捨てたのが低評価があったりする原因かな?)
※追記:
あとから見返したら、ちょっと(というか、かなり)冗長なのでまとめを。
■病気の母を「救いたい」と信じた舞は、それを実現できる力を得た。信じることから得た能力。いわゆる超能力みたいなモノ。
■それを恐れられて、疎まれて、住んでいた土地を追われ引っ越すことに。
■『舞の力も含めた舞自身を受け入れてくれる人』、祐一と出会う(むしろ舞の力が祐一を呼び寄せた)。
■夏休みが終わり祐一は実家に帰るが、舞はそれを引き止める為に魔物を生み出した。そして祐一のことを「自分を嫌って逃げた」と思い込む。
■舞の自害の理由=一言で言えば「自暴自棄」(もちろんそれだけでは無いけれど)。力が自らを『希望』と名乗ったように、舞自身に『希望』がないので、未来を信じることができず簡単にいわゆる自暴自棄の状態に陥る。
■力が舞の元に戻れた理由=祐一が帰ってきて、約束をしてくれたから。すなわち10年前、舞の力が言ったことが真に叶ったから。
■舞にとって、魔物との戦いの日々はいわば「夢」。それを語る(見せる)こと、それだけが本作の舞シナリオなので、唐突に見える終わり方も卒業式などのシーンのカット(のちに出る可能性はありますが)も妥当なもの。これ以上は「夢から覚めた舞」になってしまうのでああいったシーンで終わった、のではないだろうか。
この辺にもう一段階、構造的な仕掛けがなんかある様な気がするのですが、考えつかない…。
それらの裏付けとか理屈とか詳細とかが、ここより先に書いてあります。
【More】
京アニkanonでは、原作での舞シナリオラスト近辺でのシーンがいくつかカットされています。
未来を想像する祐一、10年前に約束を交わしに行く祐一、卒業式。
ただ、これらのシーンをカットしたのは正解というか、カットせざるをえません。なぜならこれらは「恋愛」が重視されてくるものだから。そんな舞と祐一との恋愛感情なんか入れちゃったら、kanonが一続きで成り立ちません。最終的には修羅場です(笑)。(卒業式カットは、舞を学校に居させる事に固執するシーン自体がカットされている以上、妥当なものでしょう)
京アニkanonが秀逸なのは、この舞シナリオから『恋愛』だけを綺麗に抜き取った所にあります。実際、一続きの京アニkanonでまさか舞と恋愛関係になる訳にはいきませんから、これが最良だと言えるでしょう。
つまりこの京アニkanonの舞シナリオは、本当そのまま『舞』を語るシナリオなのです。
(注:原作からの引用文は赤字、アニメからの引用文は青字で記します)
【少女の檻】
(少女の檻=舞のテーマ曲の題名)

「お前はいつも何考えてるかわからなくて
言葉が足りなくて、他人の気持ちに鈍感で
身勝手で、危なっかしくて……」
今回、舞の過去について、見事に表現されています。
舞を生んだ直後から体を悪くした舞の母は、日増しにもっともっと体が悪くなっていきます。そして、それがいかなる病なのかは不明ですが、とにかくそれが原因で舞の母の体調は死の直前まで(原作では恐らく死)悪くなります。そこで舞は祈った。お母さんを救って欲しいと。

希望だけは捨てていなかった。
ただひたすら祈った。
そして手に入れたのが舞の『力』。瀕死の(もしくは既に死んでいた)母を蘇らしたり、死した鳥を蘇らしたり、枯れた花を再度咲かせたり。舞が得た力は、『死した者を蘇らす』『傷ついた者を治す』。そういった能力です。
ですが、それを手にしたことによって舞の人生は大きく変わってしまいます。
おばさんに連れて行かれたテレビ番組。超能力や不思議な力を晒し上げるためにあるような番組に出演してしまった舞。それ以降、舞には友達もいなくなり、近づいてくる人も消え、舞の元には様々な嫌がらせが相次ぎました。そして住んでいた場所を追われるかのように去り、遠くに引っ越す事になったのです。

全部この力のせいだ。
でもこの力はお母さんを助けるためのものだったから、悪く思ってはいけない。
そうして引っ越して来た先。舞は自分自身の『力』を嫌いながらも、嫌ってはいけないという生活を過ごしてきました。ただ、舞自身は自分の力と付き合えても、周りの人間は舞の力に付き合えません。周りの他人は舞の力を恐れ、嫌ってきたのです。だからこそ、舞はこの地に引っ越してこなければならなくなったのです。
その地で舞が一人で遊んでいた麦畑に、ある日ひとりの男の子がやってきます。

もうすぐ来るよ…。
舞のことも、舞の力も全部受け入れてくれる人。
全部…舞を怖がったりしない?
怖がったりしない。その子は強い子だから。
そうして舞と祐一は出会いました。
『力』の言葉どおり、祐一は舞の力を見ても怖がったりしない子でした。舞は祐一という友達を得て、楽しく遊べます。引っ越す前に夢見た、新しい地でできる新しい友達。そういった舞の希望が、祐一により叶ったのです。
…そう、舞の純粋な力。
じぶんには『この人だ』って信じられる力。
やがて祐一は、夏休みが終わり実家に帰らなくてはならなくなりました。そのことを上手く説明していなかったからこうなったのか、いや、上手く説明していてもこうなったのか。
舞は祐一を引き止める為に嘘をつきます。『魔物がくるの』『二人で遊び場を守ろうよ』と。しかし魔物が来ようがこまいが、祐一は帰らなければなりませんし実際に帰ってしまいます。
そして舞は、来なかった祐一をこう思います。
「あの日の男の子は、みんなと同じ様に私から逃げた」

あたしも含めた『自分』を好きになってくれるひとが、この世界のどこかに居るという希望。
そして、かの遊び場には本当に魔物が出現しだしました。
魔物の正体は舞から離れた力。『希望』。
じぶんには『この人だ』って信じられる力は、その『この人』をこの地に引きとどめる為に、舞の願いどおり魔物となって表れたのです。
しかしその人は戻ってきません。なんで戻ってこないのか。なんで『この人だ』という、自分のすべてを好きになってくれる、希望の力に導かれた子が戻ってこないのか。それは、舞が引っ越す前、嫌というほど思い知っていましたモノと同じでした。「あの日の男の子は、みんなと同じ様に私から逃げた」。
自分には『この人だ』って信じた舞はそれに裏切られたと思い、「自分の力も含めた『自分』を好きになってくれるひとが、この世界のどこかに居るという希望」を捨ててしまったのです。そして、その力、『希望』は魔物となって襲い掛かってきます。舞は、遊び場を守るため戦います。
十年もの間。


あのとき舞は願った。本当に魔物が現れてくれたら、と。
そうすれば俺があの場所に居続けると信じて。
そして現れた魔物はあの日の境遇を生み出した忌まわしき己の力、そのものだった。
それを否定し続けた人生が、舞のこれまでだったんだ。
剣は捨てられない…私はずっとこれに頼って生きてきたから。
…剣を捨てた私は本当に弱いから。
十年間、舞は剣を持ち一人で戦ってきました。
しかしその時間、十年間は。
普通の人の、友達と楽しく遊んだり、笑ったり、泣いたり、傷ついたり。そういった人としての成長を放棄してきた十年間でもありました。
その代わりの、舞の十年間は。
思えば剣こそが、舞が唯一すがっていられたモノだろう。
人が持つ力の象徴だ。
それを操って、人が持つべきでない力を断ち切りたかったのだ。
剣を持ち、魔物と戦う十年間。自分が持つ忌むべき力を断つために戦い続けた十年。
祐一が。自分の力ごと自分を受け入れてくれる人がいなくなった世界では、舞のあの力は、舞にとってまさしく『魔物』。その魔物を倒すこと、つまり自分の力を倒そうとするだけの十年間。
彼女の戦いは、(祐一に気づけなかったように)祐一を待つ事でもなく、(麦畑が壊されたように)遊び場を守る事でもなくて。ただただ、自分の力を否定する為だけの戦いであり、そしてそれがそのまま彼女の人生だったのです。

そして舞はあの日から成長していない子供のままだった。
今でもかくれんぼや、動物園に思いを馳せる少女のままだ。
舞はあの日、自分の力を受け入れてくれるであろう人にすら、自分の力が受け入れてもらえないのだと思った。そこからの舞は自分の力の否定の為に生きてきた。彼女が捨てた力は、ソレが言っていたとおりまさしく『希望』。希望を失い、十年前の「魔物がくるよ」という嘘に縛られ、ただただ己の力を否定し続けた舞は、十年前と何も変わっていない、成長していない少女のままだったのです。
魔物が舞という少女と世界とを断絶している「少女の檻」であり、それと同時に、魔物が舞を少女のままでいさせている、成長させないでいる「少女の檻」なのでもあるのです。
そしてそれは、魔物を倒す事によって全て終わり、そしてここから始まる事なのです。

舞はここから始める。
止まってしまっていた時間をここから動かすのだ。
【川澄舞】
舞が自害するシーン。解釈は人それぞれいろいろあるでしょうが、僕の場合はこうです。「舞は希望を失っていたから自害しようとした」。
舞の自暴自棄に「陥りやすさ」は、作中で何度か表現されていました。
舞踏会で佐祐里さんが襲われた時。あの時は、魔物もろとも周りの全てを、さらには自分の立場や築き上げたモノなどを躊躇いも無く破壊しようとしました。
誕生日に佐祐里さんが襲われたあと。荒れ狂い周囲のモノを破壊しまくり、さらに自分の命すら絶とうとしました。
原作では、誕生日後の自暴自棄のシーンはさらに激しく、さらに18禁ゲームならではのHシーンですら、自暴自棄を端に発したモノでした。
このように、舞は非常に自暴自棄に「陥りやすい」。こういったシーンのみでなく、捨て身の攻撃を仕掛ける戦闘シーンのように、彼女は簡単に全てを投げ出せる。それはなぜか。
それは、彼女には『希望』がないから。
あたし(舞の力)も含めた『自分』を好きになってくれるひとが、この世界のどこかに居るという希望を、文字通り自分から「切り離した」彼女には、自分一人で未来のことや先のことを信じることは出来ないのです。だからこそ、(普通の人に比べれば)簡単に自分の命を絶てる。
魔物が自分の力が生み出したモノだと知って。
佐祐里や祐一を傷つけていたのがその忌まわしい自分の力だと知って。
十年前の少年が、今目の前にいる祐一だと知って。
十年前の少年が、自分を恐れて逃げ出したのではない、ということを知って。
そして彼女は言います。「どうしたらいいかわからない」と。
舞の希望の力とは、信じることによって生まれる力。彼女は『希望』を失っているから、未来の事を『信じる』ことができません。だから簡単に「自暴自棄」になる。自分が戦ってきた敵が自分のあの忌まわしき力で、それが舞の大事な人を傷つけていて、そのことがまた彼女を傷つける。
……未来を信じられない彼女には、祐一や佐祐里との未来も信じる事ができません。だから彼女は、「失いたくない」と言った祐一や佐祐里さんと築いてきたものを思い出して、それで死ねるのです。築いてきたものは決して消える事はない。それを思い出すだけで満足だと。
そして彼女は、自身の自棄性や希望の無さ、自分の力に対する憎しみや忌まわしさ、少女ゆえの純粋さ、それら舞を構成する要素全てでもって、彼女は自害できるのです。最後に、自分の人生を「自分の力の否定」だけで終わらせなかった、祐一に「ありがとう」と礼を言って。

きっと、今なら帰れると思うから。
受け入れてくれると思うから。
わたしは、舞の力のかけら。
でもこう呼んで欲しい。『希望』って。
自ら命を絶とうとした、瀕死の舞を救ったのは、祐一の言葉とまいの力でした。
祐一は、希望の力を前にして言います。
「今度は、どこにも行かない?」
「ああ。だって、俺達は友達だろ」
「友達でいてくれるの?舞(まい)を、怖がったりしないで」
「約束するよ」
舞の力は、信じることから始まる力。
じぶんには『この人だ』って信じられる力。
あたし(舞の力)も含めた『自分』を好きになってくれるひとが、この世界のどこかに居るという希望。
それを信じられなくなり、その力を捨て去った舞。
しかし祐一は帰ってきてくれて、今度は何処にも行かないと約束してくれます。そしてそれは、あの日の『希望』の力が言っていたことが現実になった瞬間。「舞のことも、舞の力も全部受け入れてくれる人」が来たということ。つまり、舞自身の『希望』が叶ったこと。…その舞自身の希望が叶ったからこそ、『力』は舞の元に帰っていけたのです。
あの十年前と同じ様に。自分のことを、自分の『力』も含めて好きなってくれる人が現れて、<自分の力のことを「好きになれるかもしれない」と言った日と同じ様に……。
否定され続けてきた力も含めて、俺は舞を好きで居続ける。
そうすればきっと舞は、自分の力も許せる日がくる。

…十年という時間は、今からでも取り戻すことができる。
…舞は今もあの日の少女のままだから。
…だからよろしく、未来のまいを。
こうして力は舞の元に戻り、彼女の、自己の力の否定に費やした長い長い戦いは終わったのです。

「起きろよ、舞。夢から覚める時間だぞ」
足元に転がるのは、自分自身を否定し続けた剣と、懐かしのウサギの被り物。
十年間、彼女を捕らえ続けていたあの麦畑と、自分の力が生み出した魔物による彼女の『檻』はこうして壊れ、彼女は長い長い時間がかかった、自分が生み出したモノとの戦いを終え、否定と停滞の夢から覚め、十年という時間を取り戻す最初の朝を迎えたのです。
これが、舞の物語。
信じることで得た『希望』という名の力。
信じることで生み出した魔物。
その力が呼んでくれた(注:「あの日、訪れてもいなかったこの場所に…」などの原作の記述からは、偶然祐一が麦畑にやってきたというより、舞の力が呼び寄せた可能性が高い)、自分を受け入れてくれるはずだった祐一が、自分を受け入れてくれなかったと思い込んだ絶望。
その力との戦いの十年。
否定するだけの十年の間に、いつのまにか得ていたかけがえのないモノ。
十年の時間の後、帰って来た祐一。それを受け入れることができた舞。すなわち、自分が忌みきった、嫌いきったあの力を受け入れることにした舞。
この『力』も含めて、自分自身を好きになってくれる人さえいれば、いつでも舞はその『力』を自分の元に戻せたのでしょう。
ただ、その人が本当に力も含めた舞自身を好きになってくれるか、舞は『信じる』ことができない。舞には『希望』がないから。
だからこそ、この矛盾を唾棄できるのはその原因となった祐一だけであって、祐一の『約束』で、舞は(まいは)希望としての力を持ち、舞の元に帰っていけたのです。
それが夢の終わり。今までの全てに終わりを告げ、これまでの十年という時間を取り戻す、『舞』の時間のはじまり。
作中の言葉のとおり、「舞はここから始める」のです。
WEB拍手を送る
このアニメの最後のセリフ、「起きろよ、舞。夢から覚める時間だぞ」の後に、原作kanon舞シナリオの最後の文を足すと非常に綺麗な補足になりますので、以下に記しておきます。
もし夢の終わりに、勇気を持って現実へと踏み出すものがいるとしたら、
それは、傷つくことも知らない無垢な少女の旅立ちだ。
辛いことを知って、涙を流して、楽しいことを知って、心から笑って、
初めて見る日常の中を生きていく。
そんな物知らずな物語のヒロインが……

こいつだ。
テーマ : Kanon~カノン~ - ジャンル : アニメ・コミック
なしおさん、こんばんは。はじめまして。
TBをありがとうございます。たこーすけです。
前回、こちらからTBを送らせて頂いた際にご挨拶すべきところを、遅くなってしまい申し訳ありません。
いや。もう。ぼくは、なしおさんのレビューが大好きなんですよ!
第12話の「あゆヤバイ」で完全に心奪われまして。
もう!大好き!
今回も、原作未プレイの私にとって、痒い所に届きまくりの解説・考察。
素晴らしかったです。っていうか泣いた!
なるほど。そうか。と思いながら、泣いた!
ありがとうございました。
なにこの熱烈ファンレター(笑)。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
それでは。
TBをありがとうございます。たこーすけです。
前回、こちらからTBを送らせて頂いた際にご挨拶すべきところを、遅くなってしまい申し訳ありません。
いや。もう。ぼくは、なしおさんのレビューが大好きなんですよ!
第12話の「あゆヤバイ」で完全に心奪われまして。
もう!大好き!
今回も、原作未プレイの私にとって、痒い所に届きまくりの解説・考察。
素晴らしかったです。っていうか泣いた!
なるほど。そうか。と思いながら、泣いた!
ありがとうございました。
なにこの熱烈ファンレター(笑)。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
それでは。
たこーすけ | 2007年01月13日(土) 23:51 | URL | コメント編集
>たこーすけさん
初めまして。
>前回、こちらからTBを送らせて頂いた際にご挨拶すべきところを、遅くなってしまい申し訳ありません。
いえいえ、とんでもございません。ご挨拶していないのは私も一緒、むしろ今回送った時に私の方からご挨拶するべきなのですから、こちらこそ申し訳ありません。そして改めて、宜しくお願い致します。
え~と、こうも気に入って頂けるなんて、ちょっと恥ずかしいけど凄く嬉しいです(笑)。本当にありがとうございます。毎回、生みの苦しみに頭悩ませながら、kanonの感想を書いてきた甲斐が本当にあったなぁと思う次第です。本当に、ありがとうございます。わたくし、かなりマジで喜んでおります(笑)。
たこーすけさんのレビューも拝見させて頂いておりますが、本当凄いです。原作未プレイとは思えない内容です。原作未プレイなのに、アニメからだけであんなに読み取れるとは。たこーすけさんがもし原作既プレイ者だったらを考えると、ホント末恐ろしい限りです(笑)。
いやぁ本当ありがとうございます。
こんなに気に入って下さるとは。正直めちゃくちゃ嬉しいです。これからも、たこーすけさんに喜ばれる様な内容をどうにかして書いていけたらいいなぁ僕~とか思いつつ書いていくので(多分ダメダメな内容の時もいっぱいあると思うけど)、宜しくお願いします。
初めまして。
>前回、こちらからTBを送らせて頂いた際にご挨拶すべきところを、遅くなってしまい申し訳ありません。
いえいえ、とんでもございません。ご挨拶していないのは私も一緒、むしろ今回送った時に私の方からご挨拶するべきなのですから、こちらこそ申し訳ありません。そして改めて、宜しくお願い致します。
え~と、こうも気に入って頂けるなんて、ちょっと恥ずかしいけど凄く嬉しいです(笑)。本当にありがとうございます。毎回、生みの苦しみに頭悩ませながら、kanonの感想を書いてきた甲斐が本当にあったなぁと思う次第です。本当に、ありがとうございます。わたくし、かなりマジで喜んでおります(笑)。
たこーすけさんのレビューも拝見させて頂いておりますが、本当凄いです。原作未プレイとは思えない内容です。原作未プレイなのに、アニメからだけであんなに読み取れるとは。たこーすけさんがもし原作既プレイ者だったらを考えると、ホント末恐ろしい限りです(笑)。
いやぁ本当ありがとうございます。
こんなに気に入って下さるとは。正直めちゃくちゃ嬉しいです。これからも、たこーすけさんに喜ばれる様な内容をどうにかして書いていけたらいいなぁ僕~とか思いつつ書いていくので(多分ダメダメな内容の時もいっぱいあると思うけど)、宜しくお願いします。
はじめまして。
こちらに来る前にたこーすけさんの
所も拝見させていただいたのですが、
あちらは初見とは思えぬ鋭さで作品の
真髄を読み取っておられたかと思うと
こちらのなしおさんはまさに
原作組ならではの見事な解釈だと
思いました。
「“キボウ”を“なくした”」舞。
「“チカラ”を“拒絶した”」舞。
あのチカラが、自らを“希望”と
呼んだ事を、これほどまでに簡潔に
また端的に表現したテーゼに
感動しました・・・・・・
こういう全てを1文で表現できる
文章、ずっと探してたんですけど
自分では全然浮かばなかったので
なんか今、雷に打たれたような気分ですw
こちらに来る前にたこーすけさんの
所も拝見させていただいたのですが、
あちらは初見とは思えぬ鋭さで作品の
真髄を読み取っておられたかと思うと
こちらのなしおさんはまさに
原作組ならではの見事な解釈だと
思いました。
「“キボウ”を“なくした”」舞。
「“チカラ”を“拒絶した”」舞。
あのチカラが、自らを“希望”と
呼んだ事を、これほどまでに簡潔に
また端的に表現したテーゼに
感動しました・・・・・・
こういう全てを1文で表現できる
文章、ずっと探してたんですけど
自分では全然浮かばなかったので
なんか今、雷に打たれたような気分ですw
ひふみー | 2007年01月15日(月) 04:52 | URL | コメント編集
>ひふみーさん
はじめまして。
コメントありがとうございます&お褒めに頂きありがとうございます。このブログ書いててこんなに褒められたことないからちょっと(というか、かなり)ビビッてます(笑)。いやマジ嬉しいです。
いろんなブログや感想サイトさんを巡ってみたのですが、自分では気づけなかった点がまだまだ沢山あるんですよね。
「なぜこのような作りにしたのか」なんていうテーマ的な所、むしろメタ的(かもしれない)な所が特にわからない・思いつかなくて、そういった所を上手く表現している文章を探してたりしています。なんか心当たりとかないですか?(笑)
こうやって色んなブログを見ていると、この作品を見て、そこから色んな人が色んな意見や色んな考えを出していて。改めてこの作品って本当に深いなぁと、心底思います。
はじめまして。
コメントありがとうございます&お褒めに頂きありがとうございます。このブログ書いててこんなに褒められたことないからちょっと(というか、かなり)ビビッてます(笑)。いやマジ嬉しいです。
いろんなブログや感想サイトさんを巡ってみたのですが、自分では気づけなかった点がまだまだ沢山あるんですよね。
「なぜこのような作りにしたのか」なんていうテーマ的な所、むしろメタ的(かもしれない)な所が特にわからない・思いつかなくて、そういった所を上手く表現している文章を探してたりしています。なんか心当たりとかないですか?(笑)
こうやって色んなブログを見ていると、この作品を見て、そこから色んな人が色んな意見や色んな考えを出していて。改めてこの作品って本当に深いなぁと、心底思います。
コメントを投稿する
この記事のトラックバックURL
→http://bdkiss.blog54.fc2.com/tb.php/213-d2773e8b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
Kanon 第15話「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatine~」
|∀・)|∀・) <かいきんしょー|∀・) …|彡 いやナニがって、ほら名雪さんが。回想シーンでちらっと。ちび名雪さんで後ろ姿で、しかもセリフ無かったけど。あーうっさいなーもー、かい
2007/01/13(土) 14:24:44 | Old Dancer's BLOG
(アニメ感想) Kanon 第15話 「かくれんぼの小奏鳴曲 ~sonatine~」
Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2007年 02月号 [雑誌]魔物により傷つけられた佐祐理。祐一と舞はこれ以上大切な者を傷つけられないため、魔物と最後の戦いを挑むことを決意する。夜の校舎・・・不気味な静寂の時・・・そして、魔物が現われた・・・。
2007/01/13(土) 16:31:19 | ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人
Kanon 第15話「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatine~」
Kanon preludeうわ~~、舞っちんぐ。何と言うかやっつけ仕事っぽいストーリー展開だぁ~~。今までのいい雰囲気が台無しな感じの高速描写。ま、原作からしてトンデモ話だからしょうがないけど、それにしても見せ方がイマイチだなぁ。過去の祐一との繋がりが弱い...
2007/01/13(土) 19:01:50 | シバッチの世間話
Kanon 第15話「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatine~」
Kanon preludeうわ~~、舞っちんぐ。何と言うかやっつけ仕事っぽいストーリー展開だぁ~~。今までのいい雰囲気が台無しな感じの高速描写。ま、原作からしてトンデモ話だからしょうがないけど、それにしても見せ方がイマイチだなぁ。過去の祐一との繋がりが弱い...
2007/01/13(土) 19:02:22 | シバッチの世間話
Kanon 第15話 『かくれんぼの小奏鳴曲 ~sonatine~』 の感想みたいなもの…
前に作ってた『Kanon』のTVアニメは見てません。なので何が違うのか分からないです。(挨拶)今回は今さっき見終えたばかりです。「まてますた」観た人しか分からないネタバレバレな文章で書いてますので、観てない人にはワケワカメ・・・「0てん」『祐一』と『舞』
2007/01/13(土) 19:23:37 | アシストロイド(誤字・脱字機能:ON) のツッコミ
『Kanon 第15話 「かくれんぼの小奏鳴曲(ソナティーナ)~sonatine~』
『凄い!凄すぎる!また凄いアニメーション
2007/01/13(土) 19:43:08 | ひろしのアニオタ日記
絶・天狼抜刀牙!!VSロシア軍編、白狼に続き霞岳の魔王モスまでもが天に召され、元祖奥羽軍の猛者が地味に減り続けている中、果たして奥羽軍の勝利はありえるのか!?と、なにやらウィードのレビューみたいですがKanonです。エロゲーだというのにパンツが一切出てこない状
2007/01/13(土) 22:16:05 | マニア研究所
Kanon 2006 (6) 視聴者と同じように、舞も置きざりにされて
現在15話まで視聴済みです。15話については、展開が速かったという感想が少なからずあったようです。魔物との対峙から舞の子供時代回想、祐一との対話と舞の自刃、そして復活と1話で収められましたが、全体的に展開が速く・・・
2007/01/13(土) 22:48:31 | いろんなメモ 2007年版
Kanon 第15話 「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatine~」
第15話。震えた。夜中にテレビの画面の前で、思わず「あっ」と口走り、そして泣きそうになった。こんばんは。たこーすけです。Kanon 第15話を視聴しましたので、その感想を書きたいと思います。原作ゲーム未プレイ、東映版も未見です。以下、原作未プレイ者が好き勝手に
2007/01/13(土) 23:44:24 | たこーすけの、ちょろっと感想
いよいよ舞シナリオも佳境です。一体、どう見せるのか…気になります。で、始まってみれば至極真っ当にシナリオが進行している。違和感の感じる余裕なんぞコレポッチも無いのでした。見事としか言いようがありません。kanon Original Soundtrack KSLA-0006このCDが、ゲ
2007/01/14(日) 00:24:36 | 「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋
第15話「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatine~」※管理人は原作未プレイです。ので、たまに変な事を言うかもしれませんがご了承ください。夜の学校で舞と共に魔物と相対する祐一。練習を思い出して。どう動けばいいか体が覚えているはず――祐一は、魔物に向かって駆け出すが―
2007/01/14(日) 11:26:35 | 夢の日々。
Kanon 第15話「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatin~」
Kanon 第15話かくれんぼの小奏鳴曲~sonatin~ 動物園の下りで涙した(;つД`)
2007/01/14(日) 21:49:17 | アニヲタキング
Kanon 第15話「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatine~」
京アニガチ伝説の終焉。゚・つД`)・゚・。
2007/01/14(日) 22:35:07 | 電撃JAP
Kanon 第15話 かくれんぼの小奏鳴曲(ソナティーナ)-sonatine-あらすじ&レビュー
(月の見た目の大きさは、腕をいっぱいに伸ばした手に持った五円玉の穴よりも小さい)■夜 学校舞と祐一、背中合わせに立っている[川澄舞] 祐一、私との稽古を思い出して。体が覚えてるはず舞、走り出す[川澄舞] ふ
2007/01/15(月) 12:04:21 | アニすじ!
Kanon 第15話「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatine~」
起きろよ。夢から覚める時間だぞ――。 ひとり戦い続けてきた舞。 守りたかったもの、待ちつづけたもの…。 そして、戦ってきたものは――。 舞エピソード完結編。 結局、また祐一が原因じゃないかと(^^;
2007/01/15(月) 19:09:00 | SERA@らくblog
■Kanon■
2007/01/15(月) 23:16:34 | King Of ヘタレ日記
kanon 第15話「かくれんぼの小奏鳴曲 ~sonatine~」
ついに舞シナリオラスト!予想通り・・・
2007/01/16(火) 21:43:16 | 神音の萌え源泉
Kanon第15話「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatine~」
佐祐理は、祐一と舞がやっている事を知っていた。しかしそれを口に出そうとはしかなった。その結果舞の誕生日に悲劇が起きた。佐祐理は、舞と祐一に会いに魔物が存在する、学校に出かけて襲われて怪我をしてしまった。互いに自分の行為を後悔し、舞は「私のせ
2007/01/17(水) 00:36:55 | アニメのストーリーと感想
感想書くの忘れてたwww今更な感じだけど書きましたよ(ぉ私的に舞編は終わるの早かった気がしたんですが・・真琴編よりはちょっとあっさり終わりすぎてたかな?バトルやキャラの動きはこちらのほうが気合入っ
2007/01/19(金) 16:36:56 | アバトーンの理想郷
| BLOGTOP |