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本書には源氏香の解説が掲載されている。源氏香とは香道の遊技である。5 種類のお香をそれぞれ 5 袋づつ... 本書には源氏香の解説が掲載されている。源氏香とは香道の遊技である。5 種類のお香をそれぞれ 5 袋づつ計 25 袋用意し,このなかから無作為に 5 袋を取り出し,順に聞き分けて同じ香の出現パターンを,対応する源氏の巻名で答える。香を聞き分ける熟練と古典の知識とを競う優雅な遊びである。香の組み合わせは全部で 52 通りあり,そのパターンは 5 本の縦線とそれらを結ぶ横線とで記号化され,「桐壷」と「夢浮橋」以外の(つまりはじめと終わりを除いた)52 の巻名に対応づけられている。その印は本書中,巻の中扉に掲げられている。 さて,そこで問題。源氏香が 52 パターンとなることを数学的に示せ。これは高校数学における順列・組合せの面白い問題である。河添健・林邦彦共著『楽しもう!数学を』(日本評論社,2002 年) に掲載されていた。同じ香が 1〜5 の何種類含まれるかで場合分けして,それぞれの組合せの
2014/04/24 リンク