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アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は、9年半ぶりの利上げを決定した先月の金融政... アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は、9年半ぶりの利上げを決定した先月の金融政策の会合の議事録を公表し、全会一致で利上げを決めたものの、物価上昇の勢いが弱いことに強い懸念が示され、ぎりぎりの判断で賛成に回った委員もいたことが分かりました。 FRBが6日公表したこの会合の議事録によりますと、参加者のほぼ全員が、雇用の改善を確認し物価の上昇率もいずれは目標の2%に到達するとして、利上げの条件が整ったと判断していました。 一方で、急速な原油安やドル高の影響で、物価の低迷が長期化しかねないとして強い懸念も示され、数人の委員は、ぎりぎりの判断で賛成に回っていたことが分かりました。 そして、こうした懸念も踏まえ、たとえ最初の利上げに踏み切ったとしても、その後の利上げを急ぎすぎて景気の回復を妨げることがないよう影響を確かめながらゆっくり引き上げていくことが適当だという見方でまとまりまし
2016/01/07 リンク