注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
アメリカの大手金融機関が発表したことし7月から9月までの決算は、中国経済の減速懸念に端を発した金... アメリカの大手金融機関が発表したことし7月から9月までの決算は、中国経済の減速懸念に端を発した金融市場の混乱を受けて債券などの取り引きによる収入は減少しましたが、コストの削減などでおおむね増益を確保しました。 その一方で、去年、巨額の支払いを迫られた訴訟関連の費用が大きく減少したことや、人員削減などのコスト削減が進んだため、最終利益は、最大手のJPモルガン・チェースが68億400万ドル(日本円でおよそ8100億円)で去年の同じ時期より22%増加したほか、シティグループは51%増加、バンク・オブ・アメリカも赤字から黒字に転換しました。 アメリカの金融機関は、FRB=連邦準備制度理事会が利上げをすれば、貸し出しで利益を得る「利ざや」が増えるとして期待していますが、中国経済の減速などで年内の利上げは先送りされるという見方が強まっていて、収益面で厳しい状況が続きそうです。
2015/10/16 リンク