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ヨーロッパ中央銀行は19日、量的緩和の導入を決めた先月の理事会の議事要旨を公表し、この中で、長期... ヨーロッパ中央銀行は19日、量的緩和の導入を決めた先月の理事会の議事要旨を公表し、この中で、長期金利が低い今の状況では政策効果は期待できないといった反対意見も出され、導入を巡り激しい議論が交わされたことが明らかになりました。 ヨーロッパ中央銀行は、政策の透明性を高めるため、ことしから金融政策を決める理事会の議事要旨を公表することになり、19日、先月の理事会の議事要旨を初めて公表しました。 この中で、理事会では、原油価格の下落によってユーロ圏の物価はさらに低下するおそれがあり、物価の低迷が長引けば景気に悪影響を与えるという認識を共有しました。 そのうえで、「これまでの政策では物価を押し上げるには不十分だ」などとして、ヨーロッパ中央銀行としては初めてとなる各国の国債などを買い入れる量的緩和の導入を支持する意見が大勢を占めました。 その一方で、「原油安は一時的であり、今、行動する必要はない」とい
2015/02/20 リンク