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長崎県総合水産試験場(長崎市)などは、トラフグの雄だけを生産する技術の開発に取り組んでいる。 冬場... 長崎県総合水産試験場(長崎市)などは、トラフグの雄だけを生産する技術の開発に取り組んでいる。 冬場の珍味として人気の高い白子の生産性を高めるのが狙い。早ければ2年後に技術が確立できる見通しで、養殖業者に研究の成果などを提供して白子の増産を目指す。 トラフグはX、Yの2種類の性染色体で雌雄が決まり、Xを二つ持てば雌、X、Yが一つずつになれば雄になる。稚魚は父と母から性染色体を一つずつ受け継ぎ、父からYが与えられれば雄になる。 白子がある雄は、雌よりも需要が高く、試験場は養殖業者の経営安定などを目指し、東京大、東京海洋大とともに2009年から雄だけを生産する研究に着手。開発期間を短くするため、雌が成魚になるまでに3年かかるトラフグではなく、2年で成長するクサフグを使って実験を進めてきた。 これまでの実験では、トラフグの白子から精子のもととなる細胞を取り出し、特殊な器具でクサフグの雌の稚魚に移植
2013/02/01 リンク