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ドイツ航空宇宙センターは22日、運用を終えた同国のエックス線観測衛星「ROSAT」が地上に落下す... ドイツ航空宇宙センターは22日、運用を終えた同国のエックス線観測衛星「ROSAT」が地上に落下する時間について、日本時間の23日午前3時から同午後9時になるとの見通しを発表した。 同衛星は約1時間半に1周の速度で地球を周回しており、落下地点は日本を含む北緯53度から南緯53度の間のどこかになるという。 宇宙航空研究開発機構によると、この時間帯では、同午前9時半ごろ本州上空を通過するのをはじめ、同午後5時10分ごろの関西上空など、日本上空を計4回通過する。だが、通過時間はいずれも数分以下で、同機構では日本に落下する恐れは小さいと見ている。 衛星は重量約2・4トン。大気圏再突入後、約30個(計約1・7トン)の破片が燃え尽きずに地表に到達すると見られる。人間に当たる確率は「2000分の1」で、同衛星が2000回落ちると仮定した場合に1人がけがをする頻度に相当する。
2012/04/06 リンク