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北朝鮮が「水爆実験を実施」と発表した6日、約900キロ離れた長野市の気象庁松代地震観測所でも、北... 北朝鮮が「水爆実験を実施」と発表した6日、約900キロ離れた長野市の気象庁松代地震観測所でも、北朝鮮付近を震源とする地震波を捉えた。 同観測所は、24時間態勢で地震の観測データを分析する気象庁の3拠点の一つ。大戦末期に旧日本軍が建設を進めた松代大本営の地下坑道などを利用し、周辺の地中8か所に高性能地震計を設置。各地で発生した地震の震源特定のほか、国際的観測網を通じた世界各地の地震データ収集なども行っている。 この日午前10時30分頃、韓国気象庁が北朝鮮付近で地震を観測すると同時に、同観測所内で警告音が響いた。同31分には同観測所の地震計も揺れを確認。職員が過去の核実験のデータとの照合に追われるなど、緊迫した雰囲気に包まれた。 同観測所によると、自然の地震では、最初に起きる初期微動(P波)と、その後に観測されるS波の二つの波形があるが、今回はS波が明確に観測されなかった。さらに、北朝鮮が20
2016/01/07 リンク