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大学の医・歯学部の実習用に遺体を提供する「献体」の希望者が増えている。 背景には「お墓が買えない」... 大学の医・歯学部の実習用に遺体を提供する「献体」の希望者が増えている。 背景には「お墓が買えない」「遺骨を託す子がいない」といった現代的な事情があるとみられる。献体は希望者が生前に大学に登録し、死後に遺体が提供される制度だが、登録者数が増え過ぎて新規の受け付けを停止する大学が都市部を中心に少なくとも13大学にのぼる。献体が“狭き門”となる現象が起きている。 文部科学省によると、大学の医・歯学部のカリキュラムでは解剖実習が必修となっており、かつては医学部生2人に1体が必要とされる指針も出されていた。 医・歯学部などで構成する「篤志解剖全国連合会」(東京)などの調べでは、医・歯学部の献体登録者数は、1985年には7万人弱で必要数が不足していた。しかし、2005年には20万人を超え、20年間で約3倍に増加。昨年は26万6000人となった。
2015/12/10 リンク