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火山ガスの影響で積もった雪が黄色くなった御岳山頂(21日午後、長野・岐阜県境の御嶽山で)=沼田光... 火山ガスの影響で積もった雪が黄色くなった御岳山頂(21日午後、長野・岐阜県境の御嶽山で)=沼田光太郎撮影 戦後最悪の噴火災害となった御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火から27日で半年を迎える。 死者57人、行方不明者6人が出た御嶽山は雪に覆われ、今も噴煙を上げる。噴煙に含まれる硫黄成分のため、山頂付近はうっすらと黄色く染まっている。捜索再開は雪解けを待つため、早くても6月下旬以降になる見通しだ。 気象庁によると、御嶽山の地下で発生する火山性地震の頻度は、噴火前後に比べて少なくなっている。しかし、ほとんど観測されなかった昨年8月以前の状態には戻っていないという。 山頂付近は例年6月中旬まで雪が残る。噴火警戒レベルも「レベル3(入山規制)」に引き上げられたままで、長野県は、積雪状況や火山活動の状況などを踏まえて捜索再開時期を決める。県警は、山腹の山小屋に宿泊して捜