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鋼管3本(右側)の敷設だけで建設が断念された浮上式津波防波堤(2013年3月撮影。和歌山県海南市... 鋼管3本(右側)の敷設だけで建設が断念された浮上式津波防波堤(2013年3月撮影。和歌山県海南市で、読売ヘリから) 国土交通省近畿地方整備局は18日、和歌山県海南市で設置を進めていた世界初となる浮上式津波防波堤の建設を断念すると発表した。 大地震に備え、総事業費250億円で建設に着手したが、東日本大震災後に引き上げられた想定震度を検討したところ、海底に敷設した鋼管が変形して浮上しない可能性が高まった。浮上式の維持には3倍のコストがかかるという。同局は代替策として既存の堤防のかさ上げなどを進める。 浮上式防波堤は、和歌山下津港の海底(水深13・5メートル)に鋼管(直径約3メートル、長さ約29・5メートル)78本を直立にして横一直線に並べて沈める。鋼管は二重構造になっており、津波到達前に、内側の鋼管が空気圧で押し上げられて海面から高さ7・5メートルまで浮上し、幅約240メートルの壁になって津波
2015/02/23 リンク