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中国・北京の書店に設けられている「釣魚島(尖閣諸島の中国名)」関連のコーナー(10月11日、青山... 中国・北京の書店に設けられている「釣魚島(尖閣諸島の中国名)」関連のコーナー(10月11日、青山謙太郎撮影) 尖閣諸島の国有化をめぐり、中国の反発が続いています。 10月16日には、中国海軍の艦艇7隻が沖縄県・仲ノ神島付近の接続水域を通過し、日本に対する示威目的ではないかとの見方も出ています。こうした強硬な中国の対外姿勢をみていると、19世紀末から20世紀初頭にかけてのドイツ帝国が強大化し、イギリスの覇権に挑戦していった過程のようだ、という議論が生まれています。 ドイツ帝国は1871年の統一後、宰相ビスマルクによって軍事力、経済力の両面で力を伸ばし、1900年ごろには国民総生産でイギリスと肩を並べ、その後、重工業生産力でイギリスを圧倒していきます。英独間の貿易は活発に伸び、経済的相互依存関係が深まりましたが、海上における覇権を競い合って巨大な戦艦を造る「建艦競争」も起き、最終的には、ドイツ
2012/11/19 リンク