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イタリアの選択 欧州の原発依存は変わらない(6月16日付・読売社説) スイスやドイツに続いて、イタリ... イタリアの選択 欧州の原発依存は変わらない(6月16日付・読売社説) スイスやドイツに続いて、イタリアが「脱原発」の継続を選択した。 欧州ではその一方で、原発大国フランスや英国のほか、フィンランド、スウェーデン、チェコ、ポーランドなど北欧、東欧諸国が原子力発電を推進している。 原発を放棄できる背景には、近隣国の原発による電力を、送電網を通じて輸入できるという欧州ならではの事情がある。実態として欧州の原発依存は変わらない。 イタリアの国民投票で原発の再導入を目指す政府の方針が、94%の反対で拒否された。ベルルスコーニ首相は「結果を受け入れる」と、原発との決別を約束した。 ドイツに比べてイタリアは、風力や太陽光など再生可能エネルギーの開発・普及が遅れている。代替エネルギー開発をどう進めていくのか、イタリア政府は早急に明らかにする責任があろう。 2008年に発足した現在のベルルスコーニ政権が原発
2011/06/16 リンク