注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
初飛行を名古屋空港の滑走路近くで見守った三菱重工業の大宮英明会長(69)はMRJの着陸後、「大変... 初飛行を名古屋空港の滑走路近くで見守った三菱重工業の大宮英明会長(69)はMRJの着陸後、「大変きれいな離陸で、大成功だった」と報道陣に語った。 2008年に事業化が決定してから7年。これまで開発は苦戦が続いた。初飛行の予定は当初11年で、これまで5回も延期された。 主翼の素材は最先端の炭素繊維複合材が使われる予定だったが、接合部が重くなることがわかり、アルミに変更した。部品メーカーとの調整に手間取り、エンジンなど主要部品の調達が遅れたりした。業界内では図面だけの「紙飛行機」とやゆされた時期もあった。 官民で共同開発した国産初のプロペラ旅客機「YS―11」は、敗戦で途絶えていた航空機技術を復活させ、1962年に初飛行を果たした。ただ、赤字が続き、1973年に製造中止になった。その後の空白の影響が、MRJの開発の遅れにつながったとの見方もある。
2015/11/16 リンク