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冬の霧氷などで知られる、奈良県御杖村・三峰山(1235メートル)山頂付近で、ユリ科の毒草「バイケ... 冬の霧氷などで知られる、奈良県御杖村・三峰山(1235メートル)山頂付近で、ユリ科の毒草「バイケイソウ」が増えている。 野生のニホンジカが、毒草を食べ残すのが原因とみられ、花が咲き終わった株は葉が枯れ始めて異臭を放ち、異様な光景が広がっている。 山頂付近の草原「八丁平」はかつて、スズタケ(イネ科)やヤマシロギク(キク科)など多様な植物があった。近年は、約1ヘクタールの草原中心部に、毒性の強いアルカロイド成分を含むバイケイソウをはじめ、トリカブトの仲間「カワチブシ」(キンポウゲ科)やアセビ(ツツジ科)などがはびこっている。 今月23日、草原の草刈りをした三重県松阪市内のボランティア団体のメンバーらは「毎年、草を刈っているが、8年ほど前から毒草が増えている。このままでは、草原が毒草で覆われてしまうのではと心配している」と話していた。
2011/07/28 リンク