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言語学を専攻していると様々な国の書物に接する事が多い。 洋書を初めて買った時に驚いたのは奥付けが... 言語学を専攻していると様々な国の書物に接する事が多い。 洋書を初めて買った時に驚いたのは奥付けがないことだった。その代わりに前付けがあって、タイトルページの裏に書いてある。昔は日本と同様に奥付けがあったようだが、ほとんど前に移行している。奥付けのことは英語で“colophon”というがギリシャ語の「終わり」から来ている。本の最初から終わりのことを“from cover to cover”ともいうが、“from title page to colophon”といったこともあった。 しおりの紐というのもあまり洋書で見かけない。日本独特のもののようだが、日本でも紐がつく本は少なくなった。岩波文庫や新書にも70年代初めまで紐がついていた。もちろん、挟む方は“bookmark”といってインターネットで言葉が残っているのが面白い。 外国人はしおりを使う代わりにページの隅を折っておく習慣がある。こ
2011/01/19 リンク