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<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年03月03日 (木)時論公論 「新潟水俣病 和解後の課題... << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年03月03日 (木)時論公論 「新潟水俣病 和解後の課題」 (リード)国の基準では水俣病と認められない、新潟県内の未認定患者らが、国や昭和電工に賠償を求めている裁判は、きょう昭和電工が一時金を支払うことなどで和解が成立しました。水俣病の未認定患者が、熊本など全国4カ所で起こした集団訴訟で、和解が成立するのは今回が初めてで、公害の原点ともいえる、水俣病問題は、一つの節目を超えたことになります。 しかし、新潟でも、水俣病の被害者は高齢化し、手足のしびれや痛みなどの症状に苦しんでいて、介護などの福祉対策が課題となっています。 また、水銀による環境汚染は、途上国ではいまだに問題となり続け、水銀規制による健康被害の防止は国際社会の課題ともなっています。きょうはこの問題を考えます。 (1)新潟水俣病とは、昭和電工鹿瀬工場の排水が原因で