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今、阪神の野村監督の座右の銘として知られているが、出所は『松浦静山』である。 肥前平戸(今の長崎県... 今、阪神の野村監督の座右の銘として知られているが、出所は『松浦静山』である。 肥前平戸(今の長崎県平戸市)の殿様で、心形刀流の剣術の達人であった静山は、勝負の原則について「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と喝破している。 予期せぬ失敗が発生した時、その原因を虚心に反省してみると、失敗には必ず“失敗の原因”が見つかるものである。 売上が目標に到達しなかったのは、お客様の声を正しく聴いていなかったとか、セールスマンの教育が充分でなかったことが原因である。 つまり「失敗に不思議の失敗なし」である。 さらにこの格言は『運』『鈍』『根』を大切にすることを意味している。 「勝ちに不思議あり」というのは、勝ちは時に『運』が働く、あるいは『運』が左右することがあり得ることを意味している。 だが『運』は黙っていて天から降ってくることもあるが、実際には努力を重ねた人の前に姿を現すことが多い
2011/10/14 リンク