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陸上競技場の敷地には、全国から届いた物資が積み上がっていた=17日午後、熊本市東区、細川卓撮影 | ... 陸上競技場の敷地には、全国から届いた物資が積み上がっていた=17日午後、熊本市東区、細川卓撮影 | 朝日新聞社 おにぎりに1時間並んだ 救援物資、避難所に届かず 水、食料、毛布――。熊本地震の被災地で、物資の不足を訴える声が相次いでいる。国や近隣の自治体から救援物資は集まりつつあるが、行政の混乱などもあり、被災者の手元まで行き渡らない。過去の災害時の教訓をどう生かせばよいのか。 「今夜の食料も非常に危ない」。17日午後、熊本市の災害対策本部会議で、市の担当者が窮状を訴えた。 16日未明の地震後、約400人が避難した熊本国府高校(同市中央区)の校庭には、避難者がパイプ椅子で「SOS」の文字を作った。市の指定避難場所だが、17日午後まで物資がほとんど届いていなかった。 富田みえ子さん(74)は16日夜以降、お茶とスナック菓子の「ポッキー」1袋、せんべい2枚を口にしただけという。「コンビニやスー
2016/04/18 リンク