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左は水族館で撮影したタコ。右は海底近くを泳いでいる様子=R・ハンロン氏撮影 【ワシントン=勝田敏... 左は水族館で撮影したタコ。右は海底近くを泳いでいる様子=R・ハンロン氏撮影 【ワシントン=勝田敏彦】ヒラメそっくりの姿で海底を泳ぐ小型タコの仲間がカリブ海で見つかった。米ウッズホール海洋生物学研究所のチームが専門誌バイオロジカル・ブレトゥン2月号に発表した。タコが体色を変えて身を隠す「擬態」はよく知られているが、タコを食べるウツボ類などから逃れるための行動とみられる。 チームのロジャー・ハンロンさんが撮影に成功した。タコは長い足を体に沿うように頭のほうに曲げてヒラメのような形を作り、海底すれすれを泳いでいた。泳ぐ速さもヒラメと同じだった。この海域にはヒラメもたくさん生息している。 ハンロンさんは朝日新聞の取材に「ウツボなどは通常、タコの足など体の一部だけをかじる。だが、タコがヒラメの形をすると、ウツボは『一部だけを食べることはできない』と思って狙うのをやめるのではないか」と話した。
2010/03/05 リンク