注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の松の一部が25日、成田山新勝寺(... 東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の松の一部が25日、成田山新勝寺(千葉県成田市)の「おたき上げ」で壇木として使用された。炎の下、僧侶や参拝者らが震災からの復興を祈った。 京都の伝統行事「五山送り火」では、放射能汚染を懸念する声から燃やされなかった陸前高田の松だが、新勝寺は松の表皮を剥ぎ取った上で、検査機関2カ所で放射性物質の有無を検査。いずれも放射性物質は検出されず、使用に踏み切った。 おたき上げは、願い事を書いた「護摩木」を壇木にくべて燃やしながら開運厄よけや無病息災を祈る行事で、毎年春秋と年末に行われている。震災後、新勝寺の関係者が陸前高田市にある同じ宗派の「金剛寺」を訪問した際、松奉納の話が持ち上がった。今回、護摩木の初穂料は全額同市に寄付されるという。 [時事通信社]
2011/09/26 リンク