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言葉の隘路を通って、他者の魂へと繋がってゆく。年初にそう書いたとき、自分はなんと呑気で、怖いもの... 言葉の隘路を通って、他者の魂へと繋がってゆく。年初にそう書いたとき、自分はなんと呑気で、怖いものしらずだったのだろう、いま連載を終えて、つくづくそう思います。生々しい日々の出来事を尻目に、まさにその現実をともに生きる共同体に向かって作品を書きながら、わたしは初めて、詩というもの、そして詩人という存在について、畏れのような気持ちを抱いたのでした。 同時に、この数ヶ月間、わたしは自分がもっとも幸福で恵まれた詩の書き手であることを確信していました。読んでくださった方、感想を送ってくださった多くの方々、ありがとうございました。いつかまた、お会いしましょう。 2004年5月8日 四元康祐
2009/04/12 リンク