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シャープは25日、米国際貿易委員会(ITC)が「シャープが韓国・サムスン電子の持つ液晶関連の特許... シャープは25日、米国際貿易委員会(ITC)が「シャープが韓国・サムスン電子の持つ液晶関連の特許を一部侵害した」と認定したことを明らかにした。ITCは、この特許が使われたシャープ製テレビの米国での販売を差し止める命令を出した。シャープは「認定の詳細を見て、裁判所への控訴などの対応を決める」としている。 サムスンは07年12月、シャープが液晶表示の品質向上にかかわる技術の特許を侵害しているとして、ITCに提訴した。シャープによると今回ITCは、1件についてサムスンの主張を認めた。シャープは「直ちに輸入・販売が差し止められるわけではない」としており、裁判所に控訴すれば、当面は今まで同様に販売できるという。 シャープとサムスンは、液晶関連の特許をめぐって米国や日本などで互いに提訴しあっている。ITCは今月、別の液晶特許でシャープの主張を認める仮決定を出している。