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【奈良部健】ごま粒より小さな電子部品を、目にも留まらぬ速さで正確に基板に打ち付ける。世界のスマー... 【奈良部健】ごま粒より小さな電子部品を、目にも留まらぬ速さで正確に基板に打ち付ける。世界のスマートフォン(スマホ)生産の現場を支える「縁の下の力持ち」が、富士機械製造(愛知県知立市)の電子部品組み立て機だ。高速機の部門で世界シェアの約3割を握る。 ダダダダダダダダダダ。同社の岡崎工場。組み立て機の「手」が、電子部品を吸着して素早く動き、基板に打ち付けていく。1秒間に10個の速さだ。 スマホには、普通の携帯電話の約2倍にあたる1千個の部品が組み込まれている。小型化や薄型化が進む一方、電池には大容量が求められ、部品はさらに小型化を迫られる。小さいものだと縦0・3ミリ、横0・15ミリ。これを狭い間隔で正確に組み付ける必要がある。 「画像処理技術がミソです」と須原信介取締役は言う。基板に置く部品を機械で吸着する際には、どうしても位置や角度にズレが生じる。これを補正するため、吸着した部品の状態を高性
2013/11/13 リンク