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近年まれにみる混沌(こんとん)とした幕開けである。 衆院選が公示され、22日の投開票に向けた論戦が... 近年まれにみる混沌(こんとん)とした幕開けである。 衆院選が公示され、22日の投開票に向けた論戦が始まった。 発端は、安倍首相による唐突な臨時国会冒頭解散だった。 選挙準備が整わない野党の隙をつくとともに、森友学園・加計学園問題の追及の場を消し去る。憲法53条に基づく野党の臨時国会召集要求を無視した「自己都合解散」である。 だが解散は、思わぬ野党再編の引き金をひいた。民進党の崩壊と、小池百合子・東京都知事率いる希望の党の誕生だ。 ■「1強政治」こそ争点 選挙戦の構図を不鮮明にしているのは、その小池氏の分かりにくい態度である。 「安倍1強政治にNO」と言いながら、選挙後の首相指名投票への対応は「選挙結果を見て考える」。9条を含む憲法改正や安全保障政策をめぐる主張は安倍政権とほぼ重なる。 固まったかに見えた「自民・公明」「希望・維新」「立憲民主・共産・社民」の3極構図は今やあやふやだ。 むしろ
2017/10/11 リンク