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縦に速く攻めなさい。日本代表のハリルホジッチ監督はそう教えてきた。3月の就任から3連勝して、「マ... 縦に速く攻めなさい。日本代表のハリルホジッチ監督はそう教えてきた。3月の就任から3連勝して、「マジック」と評された。しかし6月のワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選の初戦、ホームでシンガポールと引き分けて以来、魔法の効き目は消えてしまったようだ。 6月のシンガポール戦は圧倒的に攻めながら0―0に終わった。データスタジアム社によると、この試合の縦パスの総数(セットプレーは除く)は193本。それまで3連勝した国際親善試合のチュニジア戦、ウズベキスタン戦、イラク戦より多かった。成功率74・6%も3試合を上回った。しかし、大事な試合の結果には結びつかなかった。 シンガポールは、時にペナルティーエリア(PA)付近に8人が下がるほど、守りを固めた。日本はその密集地帯に縦パスを送り込んで崩そうとした。 待ち構える相手に向かって突き進めば、その攻撃は「縦」だが、相手から見て「速く」はない。 前半
2015/09/02 リンク