注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
米ホワイトハウスは25日、ハワイ南西の太平洋上に、世界最大規模となる海洋保護区を設定した、と発表... 米ホワイトハウスは25日、ハワイ南西の太平洋上に、世界最大規模となる海洋保護区を設定した、と発表した。すでにある保護区を約6倍に広げ、日本の面積の約3・4倍にあたる海域を保護区に指定する。地球温暖化の影響による海の酸性化や海面上昇に備えて、サンゴ礁など貴重な生態系が残る周辺の海域一帯をまるごと保護する。 オバマ大統領が、保護区拡大を命ずる大統領宣言に署名した。ハワイ沖にあるウェーク島など四つの離島と三つの環礁などからなる現在の保護区(計約23万平方キロ)を拡大し、周辺の127万平方キロを指定し直した。保護区内では、海洋生物の乱獲を防ぐため、商業目的の漁業や海底資源の開発、ゴミ投棄などを禁じる。ただ、レジャー目的や伝統的な手法による釣りなどは、例外として認める方針。ホワイトハウスは、保護区について「世界で最も手つかずの熱帯海洋環境の一つ」としている。(ワシントン=小林哲)
2014/09/28 リンク