落選の末松氏「結果、重く受け止める」　名護市長選：朝日新聞デジタル

落選の末松氏「結果、重く受け止める」　名護市長選：朝日新聞デジタル

「大変無念だが、結果は結果として受け止めなければならない。全く無念であります」。移設推進派の新顔...概要を表示 「大変無念だが、結果は結果として受け止めなければならない。全く無念であります」。移設推進派の新顔で前自民県議の末松文信氏（６５）は午後９時半すぎ、選挙事務所でこうあいさつした。有権者が移設反対を選んだ形になったことについて報道陣に問われると、「重く受け止めないといけない」と述べた。　末松氏は仲井真弘多知事の辺野古埋め立て承認を「英断だ」と評価し、「移設問題に一定の決着がついた」と強調。移設受け入れに伴う振興策で経済活性化を図る、と訴えた。　告示前には安倍晋三首相らと会談。首相側は全面支援を約束し、石破茂党幹事長や小泉進次郎衆院議員らも名護入りした。選挙運動は、移設計画に伴う受注増を見込む建設業者らが中心になって支えた。　しかし、計画受け入れを強硬に迫る政府、振興策を歓迎し計画をのんだ仲井真氏への反発は根強かった。陣営は「我々が負けたら振興策は吹っ飛ぶ」と訴えたが、市民からは「露骨すぎる」と