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閑話休題。前々回の記事では,15歳の生徒のうち,将来の志望職業が定かでない生徒の比率の国際比較をし... 閑話休題。前々回の記事では,15歳の生徒のうち,将来の志望職業が定かでない生徒の比率の国際比較をしました。日本の値は21.4%で,PISA2006の対象国(56か国)の中で2位であることを知りました。 まあ,15歳の時点で志望職業を明確にせよというのは無理な注文なのかもしれませんが,わが国の値が国際的にみて上位であるのは看過できることではありますまい。 この点についてまずいわれるのは,義務教育段階における職業教育が脆弱なのではないか,ということです。しかるに,学校教育の外側にも要因はあると思います。前々回の記事の最後では,労働モデルの喪失という点を指摘しました。 上図は,わが国の就業者の就業形態が,昔と比べてどう変わったかを示したものです。ソースは,総務省『国勢調査』です。戦後初期の頃では,自営業ないしは家族従業が全体の6割を占めていました。しかるに2010年現在では,ほとんどが雇用者です