ソフトウエア工学情報玉手箱　要件定義（その１）　要件定義の準備

ソフトウエア工学情報玉手箱　要件定義（その１）　要件定義の準備

【２０１０年１２月２４日】 まえがき ソフトウェア開発工程の最上流であり、ソフトウェア品質作り込み...概要を表示 【２０１０年１２月２４日】 まえがき ソフトウェア開発工程の最上流であり、ソフトウェア品質作り込みの核となる“要件定義”について ・「要件定義（その１）要件定義の準備」 ・「要件定義（その２）要件定義プロセス」 の２回に分けて解説する。 本記事は「要件定義（その１）要件定義の準備」に関するものである。 ■ソフトウェア開発工程「要件定義」の置かれた状況 ソフトウェア開発工程における「要件定義」は、後工程の「基本設計」～「テスト」に比べ 工学的に見て未成熟で、問題が多い。問題解決には工学的見地の研究が必要だが、 やっと数年前に「要求工学」として本格化したばかりで、まだ問題解決の期待がもてる状態にない。 現状では要件定義のプロセスを着実に推進し、問題の極少化に努力するしかない。 ○要件定義を取り巻く問題点： １.要件定義に充分な時間が取れない。 原因：Ｗｅｂシステム、オープン系システムなどの短期

• dev