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携帯電話がきっかけになって、改めて早坂文雄の音楽を聴いている。 聴くほどに、この人が長生きしたなら... 携帯電話がきっかけになって、改めて早坂文雄の音楽を聴いている。 聴くほどに、この人が長生きしたならば、日本の音楽シーンは大きく変わっていただろうと思う。 一般に、早坂文雄は全盛期の黒澤映画の映画音楽で知られている。「七人の侍」のメインテーマは有名だし、ちょっと映画が好きならば「羅生門」のうねうねとうねるようなボレロ調の音楽を思い出すだろう。 もちろん、早坂は映画音楽にも力を注いだのだけれど、本質はコンサート用音楽の作曲家だった。彼は決して書き飛ばすことなく、コンサート用の作品を作るのと同じ態度で、映画音楽に臨んだのだった。 早坂文雄(1914〜1955)は、とてつもない不幸のどん底から出発した人だった。仙台で生まれ、幼少時に親の都合で札幌に移住。 15歳で父が家出し、16歳で母が病死、17歳で弟妹と生き別れになって一人で生きていかなければならなくなる。しかも極貧の生活の中、本人は結核を患っ