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【ニューヨーク=黒沢潤】国連安全保障理事会は18日、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱について... 【ニューヨーク=黒沢潤】国連安全保障理事会は18日、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱についての特別会合を開き、流行地域の孤立を防ぐため渡航制限を撤廃するよう各国に求めるとともに、緊急物資や人員の提供を訴える決議を全会一致で採択した。 安保理で公衆衛生問題に関する決議が採択されたのは史上3例目。潘基文事務総長は「前例のない状況に対処するには、前例のない手段が必要になる」と述べ、感染の拡大阻止に向けた「国連エボラ緊急対処ミッション」(UNMEER)の創設を表明した。 決議は、エボラ熱の感染拡大に深刻な懸念を示すとともに、「エボラ熱は国際平和と安全にとって脅威」と強調。流行地域の孤立回避のため、各航空、船舶会社には、運航を中止しないことも求めた。また、野外に設営される緊急医療施設の重要性も訴えた。 決議案は米国主導で作成され、日本など約130国が共同提案国に名を連ねた。 世界保健機関(WHO
2014/09/19 リンク