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【モスクワ=遠藤良介】ロシアの首都モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶ旅客列車「ネフスキー急行」... 【モスクワ=遠藤良介】ロシアの首都モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶ旅客列車「ネフスキー急行」が爆破テロの標的になったことは、この数年間、大規模なテロを免れていたロシア西部もその脅威と無縁でない現実を改めて突きつけた。今回の犯行とのかかわりは不明ながら、南部の北カフカス地方一帯ではイスラム過激派による局地的なテロが相次いでいた経緯があり、主要都市部にもテロが拡散する恐れが指摘されている。 ロシアでは近年、2度の独立紛争を経た南部チェチェン共和国の情勢が安定化し、チェチェン独立派の関与が疑われる大規模テロも2004年の旅客機同時爆破や学校占拠事件を最後に影をひそめていた。プーチン前大統領が04年以降、私兵部隊とともに独立派ゲリラから寝返ったカディロフ氏(現大統領)に強権統治を委ね、莫大(ばくだい)な復興資金を注ぎ込んだためだ。 しかし、それと反比例する形で近隣のイングーシ共和国やダゲスタン
2009/12/01 リンク