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不妊の原因は女性側に求められがちだが、世界保健機関(WHO)によると全体の48%は男性側にあると... 不妊の原因は女性側に求められがちだが、世界保健機関(WHO)によると全体の48%は男性側にあるとされる。専門家によると、こうした現実と認識のずれや、男性の持つプライドなどが、治療を遅らせる結果につながっているという。 厚生労働省によると、全国の不妊専門相談センターに寄せられた相談は平成24年度が2万1452件で、9年度の1891件から10倍以上に急増している。 一方、WHOの国際調査によると、男性が体内に通常保有すべき精子の最低基準値は、1998年から2011年の間に約20%も下がった。環境ホルモンなどの影響ともいわれるが原因は判然とせず、その中で男性不妊患者は潜在的に増えている。 「不妊治療では、男性も当事者意識を持ち、夫婦同時に診察を受けることが重要だ」。全国でも珍しい男性不妊の専門医である「リプロダクションクリニック大阪」(大阪市北区)の石川智基医師が指摘する。しかし、現実には「女性
2014/04/21 リンク