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電力改革の焦点となっている発送電分離は、欧米で先行実施されている。だが、実際の値下げには必ずしも... 電力改革の焦点となっている発送電分離は、欧米で先行実施されている。だが、実際の値下げには必ずしも結びついていないのが現状だ。 米国では1996年、電力会社に対し、新規参入者に送電サービスを差別なく提供するよう義務づけた。ただ、発送電分離は電力会社に、小売りの自由化は各州に判断が委ねられ、地域ごとに体制が異なる。 2011年時点で、全面自由化している北東部を中心とした14州とワシントンDCの電気料金は1キロワット時当たり平均14.3セント(約13円)。これに対し、発送電の一貫運営を維持している北西部など28州は平均11.0セントにとどまり、料金は安く抑えられている。 欧州でも07年、欧州委員会が発送電分離を決めた。12年時点の電気料金を比べると、イギリスが27.8%増、フランスは16.6%増だった。電気事業は巨額の設備投資が必要なうえ、発電技術も既存の電力会社に集中している。先進国の場合、安
2013/02/09 リンク