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国立天文台などの国際研究チームは30日までに、南米チリにある電波望遠鏡「アルマ」を使い、地球から... 国立天文台などの国際研究チームは30日までに、南米チリにある電波望遠鏡「アルマ」を使い、地球から約400光年離れ、将来惑星ができるとみられる宇宙空間に、生命の材料になりうる糖分子を見つけたと発表した。 チームによると同様の糖分子は過去に2度、宇宙で見つかっているが、惑星ができそうな場所での発見は初めて。地球以外でも惑星に生命が存在する可能性を示すものと言えそうだ。 天文台によると、見つかったのは「グリコールアルデヒド」。炭素原子2、水素原子4、酸素原子2で構成される単純な糖。太陽と同じほどの質量の若い星をとりまくガスやちりの中から、グリコールアルデヒドが放出する特徴的な電波をとらえた。ちりが集まって惑星ができるが、それらの惑星に糖分子が降り積もる可能性があるという。(共同)
2012/08/30 リンク