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ヒトとチンパンジーは、意思決定や学習など認知機能をつかさどる大脳の前頭前野が同じように未熟な状態... ヒトとチンパンジーは、意思決定や学習など認知機能をつかさどる大脳の前頭前野が同じように未熟な状態で生まれ、その後の生活環境に応じて発達することを京都大霊長類研究所のチームが突き止め、11日付の米科学誌カレントバイオロジー電子版で発表された。 チームは今回、チンパンジー3匹の脳内を生後6カ月から6歳まで半年に1回、磁気共鳴画像装置(MRI)で解析して発達過程を記録。前頭前野のうち、神経細胞間の信号を伝える「白質」と呼ばれる神経繊維の束の割合を調べた。 生後6カ月のチンパンジーは大人に比べ、白質の割合が約4分の1で、3歳では半分程度と判明。これまでヒト特有と思われていた白質容積の拡大がチンパンジーでも確認できた。 ヒトの場合、チンパンジーの生後6カ月と同じ発達段階の1歳では成人に比べて約3分の1、3歳のチンパンジーに相当する6歳では約75%。ともに前頭前野が未熟な状態で生まれながら、乳児期のヒ
2011/08/12 リンク